一生懸命自分を知ることで、自由になろうとしているある女性が、インナーチャイルドワークに取り組みました。
彼女は毎日、寂しい思いをしている小さな自分自身、幼いNちゃんに会いに行き、一緒に遊びました。
そしてあるとき「この先いろんなことがあるだろうけれど、今私が居る場所に必ずたどり着く時がくるから大丈夫。怖くないよ。今私が居る場所は仲間もたくさんいて温かくて穏やかな場所だよ。今の悲しみがなくなる時が必ず来るよ。」と伝えたとたん、しがみついてきた小さな彼女と静かに一つになれたそうです。
しばらくして、彼女が教えてくれました。
幼いころ寂しかった時に、理想のお姉ちゃんを想像して、いつも遊んでもらっていたことを。
そのきれいな長い髪のお姉さんは、本棚の右側にいて、話しを聞いてくれたり、遊んでくれたりしたのだそうです。
そこで、彼女ははっと気づきました。
幼い自分自身が話していた理想のお姉ちゃんは、実はインナーチャイルドに会いにいった、現在の自分自身 だったことに!
このお話を聞いたとき、身体が震えるのを止めることができませんでした。
時は文字通り、同時に存在するのです。
過去の自分に会いにいって、小さな自分を心から受け入れ実際に愛して理解することができるのです。
私はいつからか、「愛しているよ」という声が聞こえるようになりました。
誰だろう。
スピリットガイドの一人なんだろうか。
キアヌ・リーブスみたいなガイドだったらいいな、などと、妄想にふけっていたある日のこと、大阪のホテルで、一人で眠っていた時です。
やさしく抱きしめられ、愛しているよと声が心に響きました。
身体は眠っていますが、意識は起きている時以上に明晰です。
「よっしゃ、今度こそ、顔を見てやろう」と、目をあけたとたん、飛び込んできたのはいったい誰の顔だったと思いますか?
目の前で私を抱きしめていたのは、なんと私自身だったのです!
未来の私が、現在の私を抱きしめていました。
今では、愛しているよと言う言葉を聞いているのか、自分が言っているのか、定かではなくなっています。
愛と喜びにあふれた心からの思いが、私の今世のタイムラインに響きわたるようにと意図したから。
モモが見た時間の源は咲いては消える、同じものが一つとしてないとてつもなく美しい花でした。
まんまるい黒い鏡のような池の上を、星の振り子が行ったり来たりするたびに、見たこともない花が咲き、散っていきます。
光の振り子から、星や惑星の本当の名前から生まれる音楽が響き、絶え間なく新しいハーモニーを創りだしています。
モモは、時は自分の心の中に響く音楽であることを悟ります。
マイスター・ホラがこう言いました。
「今お前が見た花はねモモ。あれは全部の人間の時間じゃないんだよ。おまえだけの分の時間なんだ」
自分の心の中に永遠に咲き続ける時間の花の音楽にゆっくりと耳を傾けてみませんか。