特集・コラム


天海 鈴 エッセイ 「天海鈴のパワースポット探訪」

第24回 「東京・王子稲荷神社」

東京・王子稲荷神社
今回は、王子にある有名な稲荷神社、王子稲荷神社です。

そもそも王子稲荷神社は、漫画の題材にもなった所のような記憶もあり、テレビにも願掛け石で取り上げられ「一度行ってみたいわ!」と興味のあるところでした。
王子の駅を降りると、都会とは反対の森が多くある方に出ます。 すると、すぐ目の前にある神社は王子神社。 こちらは王子稲荷神社の後に寄ったのですが、たいへん立派な神社で、エネルギーの抜けも良く、なぜかヨーロッパの貴族や豊かさを思い出す建物でした。 敷地が現在の神社の中では広いと思うので、気持ちもいいのですが、神様の存在を何か感じるか? と言われれば、寝ていらっしゃるのかな? という感じでした。

レバナ先生は、「日本のほとんどの神様は寝ている様な状態ですね」と以前、おっしゃっていましたが、信仰が下火になってしまったことが原因なのか、ただいま爆睡中! の神様が多くいらっしゃると思います。

駅から森を左手に見つつ進んで、ほどなく行くと王子稲荷神社があります。

境内から見る社(やしろ)はたいへんりっぱで、ガンガンにエネルギーを感じるというか、いるいる!! という感じ。 この町は稲荷神社を大切に信仰し、祀(まつ)ってきている歴史があるのです。 だからこそ社の中にまるで人が立っているかのように存在を感じるのだと思います。 信仰のある人々みんなに、稲荷神社が愛や健康や豊かさを、そして成功をもたらしているように見えました。

そして今回のメインテーマである「御石様」をキョロキョロと探すと、御札やお守りなどが置いてある場所の壁に「御石様」「狐の穴跡」と書かれていました。 あった! あった! と小躍りする位喜んで、急ぎ足で書かれた矢印に向かって行くと、「ガーーン」暗くて、奥が深そうで、見えなくて、「怖――い!!」 一瞬止めようかな? という気持ちがよぎりましたが、ここまで来て帰るなんて…えーい! 心の中では大声だけど、実際は蚊のなくような声で「入りまーす」と一歩ずつ近づきます。

東京・王子稲荷神社
しかし、毎度思うのですが、いくつもの赤い鳥居の中を歩いて行くのは、なんだか怖い。 しかも人気のない平日を選んで取材に行くから、尚のこと、良く言えば神秘的、悪く言えばおどろおどろしい中をいつもたいていひとりで突き進むのです。 早く手をつないでくれる人と来たいものだ…とぶつぶつ言いながらも御石様にたどり着きます。

しかし、さらに暗くて、石に触れない!! 自分に自分で駄目出しの「えー」。 普段ならここまで来てしまえば開き直るのに、「どうしたんだー私、いくらなんでもビビリすぎだぞ!!」と意を決して、中へ入って、思い切って聞いてみる。 「結婚出来ますか?」と念じながら「えいやー」と石を持ち上げようとして踏ん張ると、重い!! 重くて少ししか持ち上がらないのです。

「うっそ~」昔家にあった漬物石くらいしかないのに、こんなに重いなんてあり得ない。 私は 60キロの犬が病に倒れたときに、抱き上げて移動させていたから、力には自信があったのにぃー。 怖かったのは「これかー!!」と愕然となりながらも、質問は何個までとか書いてないし、他のことも質問してみようと思いつきました。

今度は「健康的に痩せますか?」同じように気合を入れて持ち上げると先ほどまでと違って重くない。 「ふーん」と思って、次は「年取ってから、幸せですか?」 前の2回より重くない、ということは結婚しなくても幸せかもしんないってことかな? とポジティブに解釈し、薄暗い中の恐怖に気づき、早々に写真撮って帰ろうと歩き出したら、出口近くで初老の女性ふたり組みに出会ったので、声をかけてみることにしました。

「石持ったこと、ありますか?」「もう年で持てませんよ」とひとりの方が答え、もう一方が「ここまで来たんだから、試した方がいいわよ」と何やら試すみたいな雰囲気になったのをいいことに「すごく重くて、ビックリしちゃって」と私もふたりについてもう一度戻ることにしました。

やはりおふたりも「ひとりじゃ薄気味悪いわねー」とかなんとか言いながら、「家族がみんな健康でありますように」とふたりのうちの小さくて痩せた女性の方が石に手を掛け持ち上げると、ひょいとばかりに胸の高さまで持ち上がりました。 「なんだ軽いわね」とか言ってる脇で私ひとりが「うそーーー」と騒いでいると、もうひとりの背が高くスレンダーな女性が「次は私が…」と石に手を回すと「腰が悪くなるわ、重くて持ち上がらない」とすぐに石から離れてしまいました。

私も「もう一度やってみたら?」と言われたので「さっきはすごく重くて、ちょっとしか持ち上がらなくて」と言いながら、恥ずかしいので無言で「結婚するかしないか」と念じて持ち上げようとしたら、先ほど同じ重さで、少ししか持ち上がらない。 「んー、重い」とうなる私に、先ほど軽々とお持ち上げた小さくて痩せた方の女性が、「重いのは、願いごとが叶うのに努力が必要なんですって」と書いてある物を読んで教えてくれました。 確かに努力はしていない…と納得しながら、お二人にお礼を言って帰路へついたのでした。
Spot Data
王子稲荷神社
東京都北区岸町 1-12-26 交通:電車 … JR 「王子駅」北口より徒歩 10分、東京メトロ南北線「王子駅」より徒歩 10分、都電荒川線「王子駅前」より徒歩 18分
駐車場:あり(無料)
お問い合わせ:03-3907-3032
パワスポ度 ◎ お手軽度 ◎
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関連グッズ
天海 鈴 <天海 鈴(あまみ れい) Profile>
米国クリアサイト認定 クレアボヤント・リーダー、アセンデッド・インターン (上級リーダー認定)、アドバンス・ヒーラー (上級ヒーラー認定)

幼少の頃より、自然や動物の周りに存在する不思議な光や霊的存在を目にする。20歳の時に自分自身の内側からあふれ出る強烈なフィーリングに導かれ、数年の間にヨーロッパ、中国、エジプト、メキシコ、アメリカのインディアン居留区など世界各国を訪れる。そこで、様々なビジョンを見、「私はこの場所を知っていて、ここにいたことがある」という強いフィーリングや感情を何度も体験する。

その後、レバナ・シェル・ブドラ女史に師事し、自分自身や人とのエネルギーとの関わり方やそれが人に及ぼす影響を学び、自分の体験が「過去世や過去世に生きた場所に置き忘れたエネルギーを取り戻す旅」であったことを理解する。

その、枠にはまらない、ユニークでストレートなリーディングはクライアントから好評を得ている。大自然や動物とコミュニケーションを取ることを愛し、人に対するリーディングだけでなく、動物のリーディングやヒーリングも行う。
■ バックナンバー ■
第24回 「東京・王子稲荷神社」
第23回 「群馬・榛名神社」
第22回 「東京・東伏見稲荷神社」
第21回 「稲荷神社」
第20回 「東京・馬橋稲荷神社」
第19回 「東京・白山神社」
第18回 「ちょっと怖いエネルギー」
第17回 「ご利益編」
第16回 「広島・厳島神社」
第15回 「山梨・身曾岐神社」
第14回 「東京・神田御上水源井之頭弁財天」
第13回 「番外編・パワースポットの存在達」
第12回 「東京・井草八幡宮」
第11回 「神奈川・田谷の洞窟」
第10回 「和歌山・高野山」
第9回 「埼玉・埼玉(さきたま)古墳」
第8回 「静岡/山梨・富士山」
第7回 「東京・大國魂神社」
第6回 「埼玉・武蔵一宮氷川神社」
第5回 「奈良・大神(おおみわ)神社」
第4回 「神奈川・大雄山最乗寺」
第3回 「奈良・石舞台古墳」
第2回 「東京・石神井公園」
第1回 「東京・高尾山」

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