小さいけれども栄養豊富な金柑

相変わらずインフルエンザが流行しています。また、空気が乾燥しているということもあり、喉の風邪に悩まされているという方も多いのではないでしょうか? そんなときにオススメなのが金柑。

金柑は食用として使われるだけでなく、観賞用や薬用などにも使われています。特に果実は漢方薬として、咳や喉の痛みに効果的とされて古くから用いられているのです。

皮にはビタミンCやカルシウムなどが多く含まれ、さらに風邪で痛んだ喉や鼻の回復をサポートし、弱った粘膜を強くする栄養も豊富なことから、継続して食べ続けることで、喉や鼻を回復させるだけでなく、寒さやウィルスへの免疫力を向上させることができます。

そんな金柑の食べ方にも色々とありますが、オススメなのは生のままで皮ごと食べること。金柑には前述したようにビタミンCが豊富に含まれていますが、そんなビタミンCを安定化する手助けをしてくれるヘスペリジンは、皮に多く含まれているのです。

このヘスペリジンはビタミンCの安定化を助けるだけでなく、悪玉コレステロール値を低下させ、善玉コレステロールを増加させる働きや、動脈硬化や脳血栓、心筋梗塞といった疾患を防いでくれる力もあります。

シンプルにそのまま食べるのは簡単ですが、さすがに皮が口に触るという場合は、種を取った金柑をまるごとミキサーにかけてスムージーにしたり、金柑ドレッシングにすることで手軽に食べることができるようになります。

また、金柑の食べ方の定番といえば甘露煮。皮ごと煮あげる甘露煮はシンプルでありながらも食べやすく、なおかつ煮詰めたシロップをお湯で割って飲むと、喉に良く、風邪予防にもなりますので、この時期に作っておいて損のないものといえるでしょう。

金柑の甘露煮は金柑5個にたいして、砂糖、蜂蜜をそれぞれ大さじ1、水を150ml前後の割合で用意しましょう。金柑をしっかりと水洗いし、へたをとったならば5分ほど分量外の水で茹でます。

そうしたら一度煮汁を捨てて、今度は分量にあわせた水をいれて弱火で茹でます。煮たってきたところで、砂糖を加えて、そのまま焦がさないように煮汁が半分ぐらいになるまで煮込みます。最後に蜂蜜をいれて軽く煮込めば完成。ジャム用の煮沸した瓶などにいれて保存しておくといつでも食べられて便利です。

まだしばらくインフルエンザや風邪は流行し続けそうですので、今のうちに金柑の甘露煮を用意しておきませんか?