2018年はどんな年?

明けましておめでとうございます。本日からCOCORiLAの更新を再開いたします。本年は本格的なリニューアルを予定しておりますので、今年も癒やしのポータルサイト「COCORiLA」をよろしくお願いいたします。

今年最初ということですので、ここ数年恒例となっている干支から今年の流れを考察してみましょう。昨年は日本経済が発展していくという可能性が高いということを、年明けに紹介しましたが、実際に株価が上がり、求人倍率も増加するなど、おおよそ予想通りの展開だったといえるでしょう。

まずは今年の十二支は「戌」。十二支の最後から2番目ということもあり、エネルギーのサイクルでいうとほぼ終焉に近いところにあります。戌という文字から「滅」という文字が生まれたことからもわかるように、十二支の中で最も終わりという要素が強いものです。

しかしながら、その中には一筋の光が差し込んでいます。草が枯れてしおれてしまっていても、それを刈り込むことで日当たりを良くすれば、状況は変わり、新たに草木が育つという意味も「戌」には含まれているのです。

一方今年の十干は「戊」。つまり今年の干支は「戊戌(つちのえいぬ)」ということになります。似たような字が並んでいるので、ちょっと混乱してしまうかも知れませんが、戊は「茂」という字に通じるということからもわかるように、エネルギーが活発に動き繁栄しているという状態をあらわします。

このように字が持つ意味合いは正反対のように見えますが、それぞれの五行を見ていくと、どちらも「陽の土」となります。土は五行の中で特殊な性質を持っています。中央に位置し中庸のエネルギーを持っているのです。そのエネルギーはまさに母なる大地であり植物や生命を育む力を持っているといえるでしょう。

安定した力を持つ土ですが、それが陽の要素を持つことで、生命を生み出す変化という意味合いを持ちます。今年はそんな陽の土が重なるわけです。同じものが重なるのは一見するとバランスが良いようですが、そのバランスはとても微妙なものであり、どっちに転んでもおかしくない状態といえます。

昨年まで成長のエネルギーがきていたわけですが、それが戌が持つ終焉という意味合いに流れるのか、戊が持つ繁栄という意味に流れるのかはまだ定まっていないといえるでしょう。また、同じ要素が重なるというのは「比和」と呼ばれ、良いことはよりよく、悪いことはより悪くなりやすい傾向がありますので、どちらにせよ、今年は大きな変化がある可能性が高いでしょう。

では、悪い方向ではなく、良い方向へと向けるためにはどうしたらいいのでしょうか? 面白いことに漢字の成り立ちでみると、戊も戌も草を刈り取る道具が元になっています。さらに土には「誠」という意味合いもありますので、本当に大切なものを取捨選択することが良い方向へと向かわせるためのポイントになりそうです。何かに固執するのではなく、不必要なものを思い切って捨て去ることで、大きな変化と繁栄を得られることになるでしょう。

今年は実質的に最後の平成となります。来年の4月には天皇陛下が退位されるわけですが、奇しくも前回の戊戌であった60年前には、当時皇太子であった天皇陛下の婚約が発表されて話題となりました。結婚式が翌年の4月に行われたというのも不思議な共通点を感じます。

他には東京タワーが完成し、電化製品が一般的となり、インスタントラーメンが初めて発売されるなど、富裕層だけでなく一般庶民にも景気向上が実感されてきたのも1958年という年だったのです。なんとなく、現在と状況が似ているようにも思えますが、これは微妙なバランスが良い方向へと向かった結果といえるでしょう。

平成が終わる節目であり、2020年の東京オリンピックという大イベントを控えた今年。悪い方向ではなく、良い方向へとエネルギーが加速していくように、不必要なものはきっぱりと捨て去り、自分にとって大切なものを得るように意識していきましょう。