世界的に注目されているSleeptechとは?

日本ではまだあまり注目が集まっていませんが、世界的に見ると多くのスタートアップ企業が注力していることで知られている分野が「Sleeptech」。こちらは、私たちの心身の健康を保つためにとても重要なものなのです。

「Sleeptech」とは、直訳すると「睡眠技術」。よりよい睡眠環境を実現するための、さまざまなテクノロジーやビジネスの総称となります。このような分野は近年発達してきたヘルスチェック系テクノロジーと相性が良いために、アメリカなどでは睡眠にフォーカスしたスタートアップ企業が多く誕生しているのです。

そんなスタートアップ企業のひとつ「Somnox」は、睡眠不足を解消するための「スリープロボット」を開発しています。ロボットといっても、日本人がイメージするようなメカメカしいものではなく、抱き枕のような柔らかい素材がベースとなっており、抱きかかえると、人間のような呼吸を開始し、その呼吸リズムに自分の呼吸をあわせることで、自然と睡眠へと誘導してくれるという仕組みになっています。

こちらは呼吸だけでなく、鼓動の音や子守歌なども再生できるだけでなく、誘導瞑想のためのガイドを専用アプリで設定することで、睡眠誘導だけでなく、瞑想にも使えるという仕組みをもっていますので、非常にスピリチュアルなロボットといえるでしょう。

他にもヘッドバンド型で脳波をチェックして自然と睡眠に誘導するようなもの、指輪型で入眠後に短いリズムで起床を促すことによって最終的に深い睡眠へと誘導するもの、LEDによる特殊な光によって体内時計をリセットするものなど、様々なスタートアップ企業が色々な視点から新しい器具を開発しています。

どれもがある程度の効力を持つようですが、最終的に最も良質な睡眠へと誘導してくれるのは古来から伝わる瞑想であるという説もあります。瞑想法は世界中に無数に存在していますが、その基本となるのはリラクゼーション。

緊張した状態では、瞑想状態にはいることはできませんので、変性意識状態を目指すならば、身体をしっかりとリラックスすることが重要となる、というのはCOCORiLA読者の皆様ならご存じだと思いますが、そんなリラックス状態になれば、身体が睡眠を欲していれば自然と眠りに落ちることができるわけです。

テクノロジーはどんどんと発達していきますので、これからも睡眠にフォーカスした様々な機器が誕生すると思いますが、最も手軽でどこでも活用可能なのは、自らが身につけた瞑想法なのかもしれません。