冷え対策に第2の心臓を強化しましょう!

「第2の心臓」と聞くとどんな部位をイメージしますか? 立冬を過ぎ、寒さもどんどんと本格的になってきました。そんなときに、この第2の心臓をしっかりとケアしておくと、冷えを防止し、体温を上げて代謝もアップさせてくれるのです。

そんな嬉しい働きを持つ第2の心臓とは「ふくらはぎ」。心臓は体内に血液を循環させる役割を持っています。心臓から送られた血液は、重力によって下半身までたどり着きますが、そこから、重力に逆らって心臓へと血液を送り出す役割をもっているのがふくらはぎなのです。

ふくらはぎの筋肉が収縮することで、まるでポンプのような役割を果たして、足先から心臓まで血液を循環させることが可能となります。だからこそ、第2の心臓と呼ばれるわけです。

つまりふくらはぎが冷えてしまうと、血流を循環させる力が弱くなり、足全体が冷えるだけでなく、最終的には身体の全体の血流も悪くなってしまうのです。また、血液だけでなく、リンパ液もふくらはぎは送り出しているために、老廃物が蓄積し、足がむくんだりしてしまうことにもなりがちです。

そうならないためには、まずはふくらはぎを冷やさないことが重要です。足先に比べて、ふくらはぎは冷えを感じにくいために、知らず知らずのうちに冷えてしまって、その結果、身体全体まで冷えてしまうということがよくあります。最近では、ふくらはぎの重要性が認知されてきたために、レッグウォーマーならぬ「ふくらはぎウォーマー」という商品も発売されているほどです。

こちらは、文字通りふくらはぎを温めることに特化した製品ですので、安心して使うことができますが、専門の製品がなくとも、レッグウォーマーやハイソックス、厚手のタイツなどでふくらはぎを温めるように心がけるだけで、普段よりも身体全体が温かく感じることでしょう。

また、常に足先が冷えて辛い、身体がだるいという方は、ふくらはぎを温めるだけでなく、積極的にマッサージをして血流を良くするための補助をしてみる、というのがオススメ。最も簡単な方法は、入浴してふくらはぎの筋肉がほぐれたタイミングで両手の親指を使って、かかとから膝裏に向かって筋肉を押し上げるようにしていくというもの。この部分にはツボも密集していますので、のぼせない程度に、両足をマッサージしてみることでかなり冷えが改善されるはずです。

第2の心臓と呼ばれるふくらはぎの重要性を実感することができたならば、ふくらはぎを強化することも考えてみましょう。ふくらはぎの筋肉が多くなる血液を送り出す力がアップするのでと、血流が良くなるのはもちろんですが、それによって代謝もアップしてダイエット効果も生まれてきます。

では、どのようにしたらふくらはぎを効果的に鍛えられるのでしょう? とても手軽に行える方法はつま先で立つというもの。両足のかかとをあげて、つま先だけで立ちます。最初のうちはその状態を10秒ほどキープするというのを、気が向いたときに行ってみてください。

10秒程度キープするのが簡単になってきたならば、今度はかかとを上げ下げしてみましょう。10秒あげて、10秒さげるというように繰り返します。ポイントはかかとを下げたときにも、地面にかかとがつかないようにすること。難しいようでしたら、階段のような段差があるところで練習してみるといいでしょう。

心臓は意識していたわったり鍛えたりすることがなかなか難しい器官ですが、第2の心臓であるふくらはぎは、それに比べるとアプローチしやすい場所となっていますので、冷えに悩んでいる方は、冬が本格的になる前にしっかりとふくらはぎを強化しておきましょう。