長い歴史と神秘が秘められた寺院が限定開放

今から600年以上前、足利義満が夢のお告げで開山したという「鹿王院」。有名な金閣寺のモデルともいわれている名刹で、特別なイベントが開催されます。

鹿王院が昨年秋に、はじめて夜間特別拝観を実施したところ、多くの好評を集めたこともあり、今年も引き続き夜間特別拝観が開催されることになりました。美しい紅葉に彩られた庭園がライトアップされ、名刹がもつ日本文化の真髄ともいえる美しさを堪能することができます。

その美しさを見るだけでも充分価値はありますが、こちらの寺院にはとても珍しいものが存在しています。鹿王院の別名は「仏牙寺」。この名称からもわかるように、お釈迦様の歯が祀られているのです。舎利殿の公開はすでに終わっていますが、そのエネルギーを感じることはできるでしょう。

以前に紹介したことがありますが、仏舎利は世界中に存在しており集めると巨人が完成するぐらいといわれていますが、そうはいっても珍しいものであることに変わりなく、古い歴史を持つお寺が多くある京都ですら、仏舎利が存在するのは10ヶ所程度であり、鹿王院はそのひとつとなっています。

さらに、本尊として祀られている釈迦如来像とその十大弟子像は有名な運慶によるものとされていますし、他にも多くの重要文化財が存在しています。本堂は今回の特別拝観でも開放されていますので、そういった文化財を見ることができますし、日本最古の平庭式枯山水庭園もありますので、日本古来から伝わっている文化を堪能することができるわけです。

歴史と文化、さらには神秘を感じられるだけでなく、今の時期の京都だからこそ見ることのできる美しい紅葉も楽しむことができる夜間特別拝観。拝観の記念品と、きちんと作法を身につけた茶道家が提供してくれるお抹茶とお菓子までついてくるということで、京都に住んでいる方はもちろん、京都を訪れる予定があるという方ならば足を運んで損はないまさに特別なイベントとなっています。

といっても、ひとつだけ問題があります。タイトルにあるようにこちらは期間限定及び人数限定というなかなか狭き門となっています。夜間特別拝観が行われているのは「11月26日から12月9日までの2週間」。さらに拝観できるのは「1日100名」と決まっていますので、拝観するためには、事前にWEBページから申込をしておく必要があります。先着順で決まるということですので、もし京都旅行の予定がある方は、はやめにスケジュールを抑えた上で、下記から夜間特別拝観の申込をしておくことをオススメします。

<申込受付中!>【めぐるたび新しい京都】鹿王院夜間特別拝観