クリスタルに封じられた生命体

クリスタルといえば、パワーストーンとして最もポピュラーなもの。それだけにエネルギーの浄化や増幅などといった、さまざまな力を持っていることでしられています。そんなクリスタルの中に生命体が存在することをご存じでしょうか?

以前に、10m以上の巨大クリスタルが存在し、多くのクリスタルが柱のように乱立するという、まるでファンタジー映画のような光景をみることができる「クエバ・デ・ロス・クリスタレス」について、紹介したことがあります。こちらは、メキシコのナイカ鉱山の地下にある洞窟なのですが、厳密には水晶ではなく、セレナイトと呼ばれる鉱物の巨大な結晶で埋め尽くされています。

セレナイトは水晶ではありませんが、れっきとしたパワーストーンであり、強い浄化作用、さらには高次元の情報に繋がる力があるといわれていますが、今回、そんなセレナイトの内部に生物が存在していることがわかりました。

この洞窟は、湿度100%、気温は40℃以上という過酷な環境下にあり、特殊スーツを着用しなければ中に入ることができないだけでなく、重装備に冷却装置をつけたとしても活動時間が20分程度という場所です。

そんな場所で、なおかつ鉱物の中に住んでいる生命体とは一体どんなものなのでしょう? さすがに肉眼で見ることができるような動物や植物ではなく、微生物の一種でした。しかし、推定年齢はなんと5万歳! 鉱物を栄養源にしており、過酷な環境下でも休眠状態になることで、信じられないほど長い年月を生き延びているのです。

ちなみに、微生物は単一ではなく、数十種類の微生物株とウィルス株が発見されたそうです。といっても、既存の微生物などとは、かなり遺伝子情報が異なっており、同じ微生物であっても、人間と植物ぐらいの違いがあるということです。

5万年前といえば、ちょうど現生人類の祖先であるホモ・サピエンスが登場したころですので、これらの微生物は人間が存在する前から生きていた可能性も十分にあるわけです。この微生物は9年間にわたる調査で発見されたそうですが、今後はより細かく調査をすすめていくということですので、もしかしたら、今までとはまったく違った生物に関する情報が見つかるのかも知れません。