植物と会話できる日もそう遠くない?

COCORiLAでは、植物が物言わぬ存在ではなく、私たち人間や動物と変わらないぐらい、しっかりと生きている存在であるということを紹介してきました。スピリチュアルな世界では、植物とエネルギーレベルでコミュニケーションをとることも可能ですが、物理的に誰もが植物と会話できる日も近いかもしれません。

イギリスのバーミンガム大学の研究チームによって、植物には「脳」があることがわかってきました。脳といっても、動物とまったく同じものではありませんし、人間のように高機能なものでもありませんが、脳と同じような働きをする細胞があることがわかったのです。

具体的にいうと、細胞の中にある指令中枢が対話することによって、自らの発芽を制御していることが観察されました。これは、「シロイヌナヅナ」という植物を用いて行われた実験で確認されたのですが、細胞が周囲の環境について把握し、それを2種類の細胞の指令中枢がそれぞれ話し合い、意見が一致したときにだけ発芽するのです。

意見が一致したときにだけに発芽するというのは、周囲の環境条件について細胞が違った意見をもつことになります。これは様々な情報を元に自らの生存を判断しているということですので、私たち人間が脳で考えているのと同じような現象が起きているといえるでしょう。

現時点では、まだ細胞の中枢同士が話し合いをして、それによって発芽が制御されているということがわかった程度ですが、今後このようなメカニズムが解明されていけば、植物と人間が自由に会話することも可能となってくることでしょう。

今回は脳と同じような判断能力があることがわかったわけですが、ほかにも植物は、特定の物質を放出したり、音によってコミュニケーションをとっているということもわかっていますので、このような様々な研究成果が統合されることで、ペットとしての植物が当然となる未来がくるかもしれません。

2014年にはイタリアのローマ大学で、植物が発生させる電気信号を測定する装置を、植物に移植することで電気信号を受け取り、それを解読することで植物をコミュニケーションするという実験が行われています。これは、以前から存在している、植物の電気抵抗の変化を見ることでコミュニケーションをとるという手法をより高度にしたものですが、これだけでは、完全なコミュニケーションを成立させるのは難しかったようです。

私たちの側に常にあり、食物として栄養を与え、光合成によって酸素を発生させ、そのエネルギーで私たちを癒やしてくれる植物。身近でありながらも、21世紀になってからも、新たな発見がいくつもでてくるところに植物の神秘を感じてしまいます。そんな植物と自由に会話できるようになったら楽しいと思いませんか?