神々の集う聖地伊勢で6月9日に起きた珍しい現象

伊勢といえば、内宮、外宮を含めた神宮がある日本有数の聖地。旧暦の5月15日、奇しくも珍しいストロベリームーンが見られると話題の6月9日に、そんな伊勢で興味深い現象がいくつも発生しました。

一つ目は、伊勢市二見町にある二見興玉神社の上空に現れた現象。このとき、境内社である「竜宮社」で例大祭が行われていました。これは、1792年に同地区を大津波が襲ったことをきっかけに行われるようになったものであり、犠牲者の鎮魂と、今後災害が起こらないように祈りを捧げるというもの。

そんな大祭が行われている最中、空に水平の虹が現れました。一般的な弧を描いた虹ではなく、一直線に見えるこちらの虹は「環水平アーク」と呼ばれるもので、さまざまな条件がそろった時にだけ現れる、非常に珍しい自然現象なのです。

虹には、さまざまな意味合いがありますが、蛇や龍といった象徴として捉えられることもありますので、竜宮社での大祭にあわせてこのような現象が起こったのは、偶然というよりはなにか意味があるようにも思えます。

そんな奇跡的な現象が起こった日の夜。今度は内宮でも珍しい現象が見られました。前述したようにこの日は満月。さらに1年に1度しか見られない月が赤みがかってみえる「ストロベリームーン」ということもあり、多くの人が、内宮と月のコラボレーションを撮影しようとして集まってきていました。

夏至が近い時期には、満月が宇治橋前の大鳥居のちょうど中央に満月が入ることが有名になったこともあり、多くの人々が写真を撮ろうと集まっていたのですが、そんな中で、月の光が、真っ直ぐに伸びて、空に光の柱を作るという現象が起こったのです。

こちらは「ムーンピラー」と呼ばれる、非常に珍しい自然現象。前述した水平の虹と同じように、さまざまな条件があわさらないとでてこないものです。

なぜ、このような珍しい現象がいくつも見られたのか? 他にも6月9日には、サンピラーや幻日も伊勢で目撃されたということですので、何か神様からのメッセージが降りてきたようにも思えます。

とても美しく幻想的なその光景は下記のサイトで見ることができますので、写真を見て、そのエネルギーから神々のメッセージを受け取ってみてはいかがでしょう?

伊勢・二見興玉神社の竜宮社 祭典中に逆さ虹、珍しい「環水平アーク」出現
伊勢神宮宇治橋前大鳥居から満月 月の光の柱「ムーンピラー」自然現象も

出典:伊勢志摩経済新聞