霊界との通信を試みた天才

霊界との通信といえば、COCORiLA読者の皆様ならばチャネリングや、リーディングといった手法を思い浮かべるかもしれませんが、独自のアプローチによって霊界と通信しようと考えた人物がいました。

その人物とは「トーマス・エジソン」。スピリチュアルな偉人というよりも、世界的に知られている偉人の中の偉人ともいえる人物です。幼い頃にエジソンの伝記を読んだことがあるという方も多いことでしょう。

近年では天才というよりも、宣伝や政治的な訴訟などのほうが得意であり、発明家としての才能はさほどではなかったのではないかという説も出てきてはいますが、そういった疑惑を除いたとしても、多くの発明をしたというのは事実です。

エジソンの発明といえば、電気や電話などといったものが有名ですが、晩年はスピリチュアルな世界に興味を示していました。そのきっかけとなったのは「バート・リーズ」という人物だったといわれています。彼は透視能力を持っていたとされており、エジソンが彼に見抜かれないように、さまざまな手法をとったにもかかわらず、透視を成功させたことから、強い信頼を得ることに成功したのだそうです。

リーズに出会うことで、スピリチュアルな世界をしったエジソンは、以前に紹介したこともあるプラヴァッキー夫人が主催していた神智学にも興味を示していました。

そんなエジソンが、晩年に開発しようと思っていたのが「霊界通信機」。人間の魂もエネルギーであると考えたエジソンは、死後にもそのエネルギーは不変である、という仮説をたて、電気的な技術を応用すれば通信が可能になるという理論を元に通信機を作ろうとしたのです。

霊界通信機というと荒唐無稽なように思えますが、エネルギーは不変であるという考え方や、死後にもエネルギーがなんらかの形で蓄積されることを仮定するなど、非常に理論的なものであり、発明王とよばれたエジソンらしい発明といえるでしょう。

残念ながら、エジソンは霊界通信機を完成させる前にこの世を去ってしまい、今現在でも機械的に霊界と通信する手段は確立されていませんが、今から80年以上も前に、そのような先端的な研究に着手したエジソンは、まさにスピリチュアルな世界でも偉人だったのです。