オラクルカードの原型ってなんだろう?

今年はエンジェルオラクルカード発売15周年。ということで、オラクルカードの原型についてちょっと考えてみたいと思います。

オラクルカードの原型というと、その形から「タロットカード」がイメージされるかもしれません。確かに高次の世界からメッセージを受け取るという面では、タロットカードの影響は強いかもしれませんが、そもそもの「オラクル」という意味合いを考えると、その原型はより古いものに求められます。

以前にも紹介したことがありますが、15周年ですので再度オラクルの意味についても復習してみましょう。オラクルとは英語で書くと「Oracle」、英和辞典によると「神託、託宣、神のお告げ、啓示、預言」などの意味があるようです。

この中で、「神託」が最もオラクルの和訳にはふさわしいように思えます。なぜならば、神託とは「神の意をうかがうことによって、伝えられた言葉」を意味するからです。オラクルカードは、高次の存在やエネルギーなどからメッセージを受け取るわけですから、神託がふさわしいというのは、わかりやすいのではないでしょうか?

さて、そんな神託を受け取る方法として、最も古いものの一つが「亀卜(きぼく)」。こちらは、亀の甲羅や鹿の骨などを使って、神のお告げを受け取るという儀式。その歴史は古く、今から少なくとも4000年以上前には行われていたと考えられています。

亀卜は非常に準備に時間がかかり、骨や甲羅を用意するのも大変だったために、現在ではなかなか行われることはなくなってきています。技術が進んで紙が手軽に使えるようになったために、神社やお寺などではおみくじが発達し、神様や仏様からのメッセージを受け取れるようになりました。

このようなことを考えると、、骨に入ったヒビの形で神意を読み取っていた亀卜から数千年以上たって、紙という道具が発達したことで、タロットカードの影響を受けて産み出されたのがオラクルカードといえるでしょう。

近年では、IT化などで企業では紙が使われないようになってきていたり、本も電子書籍などが徐々に増えてきていますし、オラクルカードもスマートフォンアプリという新しい形態が登場しつつあります。このようなことを考えると、未来の神意を受け取るための道具はどのようなものになるのか、それに想いをはせてみるというのも面白いかもしれません。