最近話題になっている万能の粉とは?

万能の白い粉、というと、なにか怪しいイメージがあるかもしれませんが、スーパーや薬局などで手軽に安価に購入することができる身近なものです。

その白い粉とは「重曹」。薬局はもちろん、スーパーでも買うことのできる重曹は、ケーキなどのお菓子を膨らませるために使ったり、お掃除用途で使われることが多いものです。

特に油汚れを落とす力が強いことから、年末の大掃除時期には、その万能性がよく喧伝されますが、最近になって他の使用方法も増えてきているのです。たとえば、洗顔水に重曹を使うことで、体臭を消し、毛穴の黒ずみや汚れを落としてくれます。また、グリセリンを加えてペースト状にしたものを、ニキビにつけることで、ニキビ対策にもなるのだそうです。

単純に通常の洗顔石鹸や、洗顔フォームを泡立てたものに、小さじ1杯の重曹をいれるだけで、上記のような美容効果が得られるということですので、興味がある方は実践してみるといいかもしれません。

また、重曹を使ってハミガキをすることで、高いホワイトニング効果が得られるとしても人気となっています。前述のように汚れを落とす力が強いだけでなく、殺菌作用もあるために、口が爽やかになるのはもちろんですが、虫歯菌が歯を侵食する酸を重曹が中和してくれるために虫歯対策にもなります。

ただし、重曹を直接肌に触れさせたり、口に入れたりする場合には、ホームセンターなどで売られている「掃除用」のものではなく、スーパーなどで販売されている「食用」のものを使った方がいいでしょう。

薬局で売られているような重曹は、純度が高いために、うがいをしたり、胃腸薬として使うために利用するのがベストです。重曹を水に溶かしたものでうがいをすることで、口臭予防になりますし、殺菌効果によって、喉の痛みを取り去ることが可能です。この場合は、水100mlにたいして、重曹3g程度を目安にするといいでしょう。胃酸過多による胃痛や、胃のむかつきなどに対処する胃薬として使う場合は、コップ1杯に小さじ1杯ほどの重曹をいれて、それを飲むだけでOKです。

ここまで紹介してきただけでも、重曹が持つ様々な効能がわかると思いますが、さらに最近では癌の対策になるという主張まで出てきています。重曹が現在のように広く使われるようになったのは、人工的に合成されるようになった19世紀以降で、まだ200年あまりの歴史しかありませんので、これからも、ますます、その新たな効能が見つかっていくかも知れません。