真綿で首を絞めるパートナーの優しさ [2016/02/17]
AQUA MIXT パートナーと紡ぐ、スピリチュアルな学び  第63回

自分が良かれと思って相手にしていることが、ひょっとしたら、自分で思っているほど相手はそれを厚意としては受け取っていないことがあります。

家庭環境の違うふたりが結婚するといろいろな発見が「相手に任せる」というシーンではあります。

パートナーシップを磨いていくために必要なものは、
「思いやり」と「伝える勇気」だと僕は感じています。

「アサーティブネス」などと言う時もあります。

伝えて、理解し合うことです。

パートナーシップを紡いでいく際、
日常生活はお互いが何を考えているか、何を感じているかを伝え合わなくても、それなりに機能します。

お互いが役割を演じ、「こうあるべき」「こうしなくっちゃ」を気づかずに貯めていきます。
それが「感情の鬱積」という形になるのに時間はかからないでしょう。

自分を過小評価せず、ありのままの感情や主張を静かに相手に伝えることは、
あまりに相手に分かって欲しいという期待が大きすぎて難しい時があります。

「アサーティブネス」を僕たちなりに定義しているものは、

自分に正直になることで、自分を大切にする、
そしてそれが他人を大切にすることになる

ということです。

自分を大切に、正直に…という言葉だけだと恰好が良いですが、

それはとても日常で試される「人生への姿勢」でもあります。

本当、些細な日常のあらゆるシーンにその姿勢は試されます。

先日、娘の小葉とふたりで散歩に出たときのこと。

洗濯物の取り込みは寛子にお願いしていきました。

小葉は思いの外、はしゃぎ、長距離のお散歩になりました。
すっかり陽は落ち、暗くなって自宅に戻ってくると、
我が家があるマンションの3階のベランダには、洗濯物の取り忘れがありました。

心を鎮めるためにも、夕方の散歩をしていた僕だったので、
その光景を見たときに、心がざわついてしまいました。

被害者意識は、自分の理解できない相手の行動に揺れ動きがちです。

僕の場合、これを「どういうこと?」と解釈しようとし出します。

家に戻ると寛子に、

「洗濯物、取り込んでいないものがあったよ。」と伝えました。

僕としては、少し意地悪な気持ちでそれを伝えたわけです。

なぜなら、通常なら相手が気づかないうちに取り込んでおくからです。
それを敢えて相手に伝えることは僕にとっては「意地悪」なのです。

寛子はそれを受けて、
「あ、本当、分かった。」と言いました。

夕食の支度を寛子がしている間に、僕は洗濯物を取り込みました。
取り込んでくれた洗濯物を畳みながら、夕食の時間を待ちます。

夕食の支度が終わり、さあ、食べようとした時に寛子がベランダに向かいました。

「あ、洗濯物取り込んでくれたんだ?」と寛子。

「え、当然でしょ?僕が洗濯物が取り込んでいませんでしたよ、
という『事実の共有』のみだと思う?意地悪過ぎでしょ。」

「え、そんなことはないよ。わたしは忘れていたんだ、ってだけ。」
「覚えている?日本人がドイツ人とルームシェアしていて雨が降ってきた時に、
ドイツ人が自分の洗濯物だけを取り込んだって話。」

「昔、現代文か何かで読んだことあるよ。その話。」
「僕もその日本人に共感だよね。僕の分も取り込んでおいてくれよ!って思うもの。」

「確かに、頼まれていればそうするけど、頼まれていなければ、勝手に取り込むことはしないよね。」

「何故?気を遣って欲しいわぁ。」
「濡れていくわけですよ、洗濯物が。放っておくの?って感じ。」

「でも、潤ちゃんは勝手に取り込まれていたら傷つく人の気持ちを理解していないでしょ?」
寛子のこの言葉は僕にとって驚愕でした。

「勝手に取り込まれて、傷つく…」とは?

「そのドイツ人は他人との境界線が引けているってことなのかねぇ?
でも、やっぱり僕は痒いところに手が届くような気遣いができるほうが好きだわぁ。」

優劣ではなく、国民性となってきますが、
その多様性を認められずに、僕自身の「気遣い」を相手に押し付けているとしたら、
相手にとっては真綿で首を絞められているような気持ちになるでしょう。

ありがたいと言われるあなたの行為ですが、わたしは苦しいの。
あなたの優しさを苦しいと言ってはいけないような気がして、さらに悩んでしまうの。
そのような苦しみを僕は人に与えてしまっていたかもしれません。

アサーティブネスでいるということは、相手との調和です。
それは自分の意志を伝えるだけではなく、相手と理解し合うために、
「自分であること」を大切にする姿勢です。

そのために、恥ずかしい気持ちや恰好の悪い価値観を共有する必要があるかもしれません。

当然、こうでしょ?という価値観は偏っていることもあります。
お互いの違いがどのような背景から来るものなのかを理解し合うことは、
深いつながりをふたりにもたらすでしょう。

現実はその背景が表出しただけのことですから。


 
 
 


■ 水本潤治 プロフィール
水本潤治スピリチュアル・カウンセラー / シックスセンス整体師 / 天使の料理・菜食研究家
「第六感磨き 総合サロン・スクール AQUA MIXT」代表 。
シックスセンス(第六感・直感力)に従い、心・身体・魂 を潤して治す、癒しを提供。
あなたのシックスセンスを磨くための「天使のセラピー」を中心に、
天使や天界のサポートを受けとる方法を、わかりやすく伝えている。
スピリチュアルな感覚を鋭くする菜食研究家であり
「天使の料理」ロー・リビングフードなど菜食料理の普及にも力を入れている。

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