最近話題の「テラヘルツ」ってなに?

最近、「テラヘルツ」という言葉が癒やし業界でよく聞かれるようになりました。さまざまな、パワーが秘められているというテラヘルツとはいったいなんなのでしょうか?

テラヘルツ、正確には「テラヘルツ波」というのは、周波数帯をあらわした言葉。「テラ」とは一兆を示しており、テラヘルツとは簡単に言ってしまうと、一兆ヘルツの周波数領域のことなのです。

とはいえ、厳密に一兆ではなく、だいたい「0.1THz~10THz」の領域をまとめて、テラヘルツ波と呼ぶことが多いようです。そういう意味では、赤外線や紫外線といったものと同じなのですが、電波と光の境目の領域にあるために、さまざまな力があるとされています。

テラヘルツ波にもっとも近い、身近なものとしては遠赤外線があります。こちらは、一部がテラヘルツ波と重なっているために、よくいわれるテラヘルツ波のヒーリング効果は、遠赤外線のものと似ているわけです。

また、テラヘルツ波は強い透過特性をもつために、今までは解析できなかった物質の内部を視覚化することが可能になる考えられており、さまざまな大学で「テラヘルツイメージング」について研究が行われています。

特殊な周波数であるために、今までは極低温でしか発振できなかったものが、2008年にハーバード大学で室温での発振に成功したことから、さまざまな研究が進むようになり、2013年にはパイオニアとロームが透過イメージング技術を一部確立させています。

さらに、ロシアの「サンクトペテルブルグ」では、小型のテラヘルツ波発振チップが開発されたともつたえられています。これを使うことで、人間の寿命を40年伸ばすことも可能だと、開発者の「ニコライ・バグラエフ教授」は語っています。

彼によると、テラヘルツ波を臓器に照射することで、さまざまな反応が生まれ、臓器が活性化されるというのです。また、神経活動を活性化させることで、アルツハイマー病などを癒やす可能性も高く、今後照射レベルを精密に調整し、なおかつ必要な場所にピンポイントで、テラヘルツ波を届かせることができるようになれば、さまざまな病気を癒やし、寿命を延ばす、まさに「特効薬」になるというのです。

どんどんと、研究が進んでいくテラヘルツ波。今後は、薬でなくテラヘルツ波の照射によって病気が治療されていくという時代がくるのかもしれません。