産後クライシス「夫の赤ちゃんがえり」 [2015/05/06]
AQUA MIXT パートナーと紡ぐ、スピリチュアルな学び  第52回

お互いのことをよく理解しないままに、未来のヴィジョンの一致を頼りに結婚を決めた僕たち夫婦でしたが、その後の混乱も多々経験し、パートナーシップの相乗効果というものが自分たちの血肉になったと結婚十数年経ってからようやく思うようになりました。

そのような時に、踊り場で足を停めることなく、出産・育児という新しいチャレンジがやってきました。産後の混乱は今までのそれとは違う性質のものでした。


以前に寛子視点からの産後クライシスを書かせていただきました。
「産後クライシスを乗り切るには」


僕はふたりで出産と意気込んでいましたが、夫という役割の他に父親という新しい役割が発生しました。そのことを頭では分かっていながら、感情が追いつきませんでした。

出産に向けて寛子はどんどん母親になっていきました。
子を第一に思う気持ちはとても神々しく、眩しいものでした。
それが当然と思う気持ちと僕の中でむくむくと湧き起こってくる感情があったのです。

それは、「僕をもっとかまって欲しい。」というものでした。
不惑を過ぎた大人が口に出すのも憚られる感情でした。
それをそのまま口に出すのは情けないので、いろいろな複雑な表現を試みました。

「僕だって父親として精一杯やっているよ!」
「仕事のほとんどを今、請け負っているのは僕だよ!」
「これ以上、どう頑張れば良いんだよ!」
「もう、いっぱいいっぱいだよ!」

僕自身に都合の良い交渉結果をもたらすために、表面上の事象を議題にあげました。
ことごとく寛子に論破されることになるのですが。

寛子の関心は常に娘の小葉でした。

よく、下の子が生まれると上の子が寂しがり、急に赤ちゃんがえりするというお話しはよく耳にしていましたが、まさか僕がするとは思いませんでした。

その自分を認めることはとても勇気のいることだと感じました。

情けなくて、恰好悪く、父親であらねばという時期なのに、後退している自分に苛立っていました。その苛立ちを自分では持ちきれずに母親である寛子に赤ちゃんかえりで復讐するというわけのわからない男です。

時には「ひとりになりたい!」と叫びだし、急に散歩に出かけて、あまりに遠くまで行きすぎてバスで帰るという愚行も懐かしい思い出となりました。

「ひとりになりたい!」は、「安心出来る場が欲しい!」であり、「あなたは僕の安心出来る場であって欲しい!」という妻へのリクエストです。もっと正直に言えば、ママへのリクエストです。

その情けない自分を受け容れるくらいなら、男は外に癒しを求めてしまうこともあるでしょう。
産後クライシスは、裏切った妻への復讐という面もあると思います。

情けない男の逆ギレでしょうか。

我が家で起こった僕の「赤ちゃんがえり」は、今までにはない感情でした。
学びも多かったとはいえ、夫婦の在り方を根底から覆すもので、パートナーシップに亀裂が入るところでした。

寛子は僕の逆ギレにおとなしく従うというタイプではないので、徹底的にやり合います。しかし、その口論を途中で止めないことも大切でした。
寛子の理路整然とした言い分や指摘を受ける内に僕は追い詰められ、本当の気持ちを伝えるしか無くなるからです。

「甘えたいんだよ!もっと僕をかまって欲しい!」
「小葉と同じように愛して欲しい!」

バカか?とツッコミを入れる自分も居ながら、素直に口に出せたことで楽になる自分がいました。

「父親であらねば」という思い込みをそのまま自分へのプレッシャーにすることは最初から無かったのだとようやく思えるようになったのでした。
自然と母親になっていく妻の寛子の変化にも嫉妬しつつ、自分もそうならなければと焦り、ひとりで空回りしていただけでした。

父親としての役割や成長は母親のそれとは違います。

必ずその成長はやってくるので、その時まで正直にパートナーと感情を共有し合い、慰めあい、慈しみあいができれば、この「赤ちゃんがえり」はあまり大きな障害にならなかったのでは?と振り返って思います。

産後クライシスとは、新しい家族になるためのブラッシュアップと考えられたら素晴らしいかもしれません。

長男化現象の中、寛子が僕に言ってくれた言葉で、一番ヒットしたのは、
「小葉とのべったりの時間は数年、潤ちゃんとの時間は一生続くでしょ?
あなたは大切なパートナーなのよ。」
でした。

世の中の夫の「赤ちゃんがえり」に戸惑う女性たちに…。

「育メン」といった世の中の流行りも、家族の不調和を生み出す罠なのでは?と疑心暗鬼な僕。

赤ちゃんがえり、万歳!
父親になろうと頑張る男たちに…。


■ 水本潤治 プロフィール
水本潤治スピリチュアル・カウンセラー / シックスセンス整体師 / 天使の料理・菜食研究家
「第六感磨き 総合サロン・スクール AQUA MIXT」代表 。
シックスセンス(第六感・直感力)に従い、心・身体・魂 を潤して治す、癒しを提供。
あなたのシックスセンスを磨くための「天使のセラピー」を中心に、
天使や天界のサポートを受けとる方法を、わかりやすく伝えている。
スピリチュアルな感覚を鋭くする菜食研究家であり
「天使の料理」ロー・リビングフードなど菜食料理の普及にも力を入れている。

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