伝説の動物があらわれる

2015年は不吉な予言などが多い年ですが、おめでたい兆しもちゃんとあります。以前にも紹介したことがありますが、「瑞獣(ずいじゅう)」と呼ばれる白い動物が現れたのです。

去年に紹介したときは、イルカやナマコ、オタマジャクシといったものがメインでしたが、今年は、伝説として伝えられているような動物が目撃されています。

昨日、テレビ朝日・ABC系で放送された「ナニコレ珍百景 2時間スペシャル」において、兵庫県で目撃されたという白い鹿について取り上げられました。こちらは、去年の夏頃から目撃談があるので、厳密には今年発見されたわけではありませんが、白い鹿というのは、古来から非常に大切にされてきました。

倭建命(やまとたけるのみこと)の神話では、荒ぶる神が白い鹿に変身して登場したという逸話が残っていますし、春日大社が作られたときには、鹿島神宮の分霊が白い鹿にのって、茨城県から奈良県までやってきたといわれているのです。つまり、神様と非常に繋がりが深い動物といえるでしょう。

今から10年ほど前に、奈良公園にも白い鹿はいたそうですが、すぐにストレスで死んでしまったということですので、今回兵庫県の山中にいる白い鹿は、しっかりと長生きして、その神に繋がる力を伝えていって欲しいものです。

同じく、10年以上ぶりに発見されたのは、今年の1月14日に山形県で生まれた白い牛。本来は赤茶色が一般的な種であり、全身真っ白になるのは極めてまれなことなのだそうです。

白い牛は、鹿に比べると伝説などはすくないのですが、全国の天満宮に祀られている菅原道真は、白い牛と関係が深く、夢でみたり、白い牛によって助けられたりしたという逸話が残っています。これによって、現在でも天満宮の境内には牛の像が数多く奉納さているのです。

このように、神社や神様と縁の深い、白い鹿や白い牛が人々の目の前に現れたことは、不吉な予言を覆すにはふさわしいといえるのではないでしょうか? 美しい動物たちのパワーをしっかりと感じて、私たち人間も今年をよりよくしていくために力を尽くしたいものです。