ストーンヘンジで行われていた儀式

COCORiLA読者の皆様ならば、「ストーンヘンジ」については、すでにご存じかと思います。イギリスにある古代遺跡であり、今から4000年以上前に作られたと考えられていますが、なぜ作られたのか、その理由は、はっきりとはわかっていません。

そのために、以前に紹介したように、音の干渉によってヴィジョンを実体化させるというような斬新な説から、夏至や冬至の太陽の動きと、石の配列があうことから、太陽崇拝のあらわれであるなど、さまざまな説が提唱されています。

そんな、ストーンヘンジですが、今年の9月に大きな発見があり話題となりました。それは、ストーンヘンジ一帯の地下マップを作成するという「ストーンヘンジ地中景観プロジェクト」というものによってもたらされました。

こちらは、土壌透過レーダーという地中をスキャンしてなにが埋まっているのか調べる機械と、GPS付き磁力計を使って、ストーンヘンジ周辺の12平方kmにおよぶ地中を4年間かけてくまなく調べるというもの。

その結果、ストーンヘンジとほぼ同時代に作られたと思われる、さまざまな遺跡や空間が発見されたのです。そこには、儀式に使われたのではないかと思われるものが多くありました。

死者が埋葬される場所や、死者を一定期間安置したのではないかとされる場所、また、ストーンヘンジの周辺をまわるための道のあとなどが発見されたために、以前から提唱されていた説のひとつである、死者を祀るための祭礼を行う場所であり、ストーンヘンジはその境界線であったのではないか、というものがより有力となってきました。

さらに、現在のストーンヘンジよりもさらに巨大な、1.5キロにおよびスーパーヘンジが近隣にあったこともわかり、今後、よりストーンヘンジの研究が進むことになりそうです。

多くの道などが発見されたことから、ストーンヘンジには儀式として人々が一定の道順を決めて、訪れていたということがわかってきましたが、スピリチュアルな世界では、決められた順序で歩くことで、エネルギー的な変容を起こす儀式というのが、現在も伝わっています。

たとえば、ギリシャ神話で有名なクレタ島のラビリンスをかたどった文様は非常に単純な図形ですが、同じものを再現して、その中を道順にそって実際にあるくことで、エネルギーを変容させることができるのです。

ストーンヘンジも決められた時期に、一定の道順をあるくことで、さまざまな効能がある儀式が行われていた可能性があるのではないでしょうか? 遙か古代から人々を惹きつけてきたストーンヘンジ。その謎がすべて明らかになる日も近いのかもしれません。