夏には欠かせない「あの」食べ物でエネルギーを取り入れる

今年は、梅雨の前に夏がきたのかと思うほどの猛暑日が続いています。熱中症などで病院に運ばれる方も多いということですので、体温調節には気をつけたいところです。そんな暑い時期にぴったりの食べ物について本日は紹介したいと思います。

その食べ物とは「かき氷」。縁日などでおなじみの駄菓子ですが、最近では天然氷を使った専門店なども多くできており、長蛇の列ができるほどの人気店もあるようです。

氷を機械で削るというイメージがあるせいか、かき氷というと比較的近年に出来た気がしますが、実はその歴史は古く、平安時代に書かれた清少納言の『枕草子』に、氷を刃物で削ったものを金属製の器にいれて、そこに「甘葛(あまかづら)」という、当時の砂糖のようなものを入れて食べたという内容が記されているのです。

他にも『源氏物語』にも、もてなしで削り氷を出すシーンがあったりと、平安時代には貴族の中でも、かなり特権階級の人だけが口にすることのできる最上級の食べ物だったことがわかります。

そんな一部の人だけしか食べられなかったかき氷が一般的になってきたのは、明治時代に入ってから。氷を人工的に作ることが出来るようになったことで、値段がさがり、庶民の食べ物として人気となりました。

人工的に氷が作られるようになったことで広まったかき氷ですが、前述したように、最近では原点回帰というか、天然氷を使ったものが人気を集めています。天然氷のポイントとしては、湧水などの綺麗な水を使ったこと、また、天然であるために空気が多く含まれ食感が良いことなどがあげられるようです。

ここでポイントとなるのは、天然氷は一般的に湧水などの水が使われるということ、湧水が出る場所というのは、古来からパワースポットとして信仰されてきた場所が多いわけですので、天然氷というのは、ある意味エネルギーがしっかりと詰まったものと考えることもできます。

こうした湧水を利用したかき氷も考えられてきています。最近では毘沙門天が見守る聖地からわき出ることから「毘沙門水」と名付けられて、多くの人に愛されてきた湧水を使った「毘沙門氷」というものが埼玉県秩父市に登場しています。

暑くなると食べたくなるかき氷。せっかく食べるのならば、天然氷やエネルギーの詰まった湧水のものをあえて探してみることで、パワースポットのエネルギーを体に取り込むというのはいかがでしょう?