体力も年齢も関係なし! 誰でも出来る「金」を使った新しいヒーリング

鍼灸を筆頭に、体のツボを利用して健康を取り戻す、というのは東洋医学の特徴といえるでしょう。そんなツボにアプローチする新しい東洋医学がタイで生まれました。その名は「金氣功(きんきこう)」。今回は創始者である野村広さんに、この新しい手法がどんなものなのか、お話を伺ってきました。

野村さんは鍼灸師としての修行を積んだ後、アジアの民間療法を色々と研究していました。そんなある日、タイで仏像に金箔を貼るという風習を見かけてインスピレーションを受け、実際にツボに金箔を貼ってみたところ、それが効果的だということがわかったのです。

それもそのはず、昔は鍼灸にも「金鍼」というものがあり、気を強く動かす手法として知られていたのだそうです。現在では衛生面に配慮して鍼は使い捨てとなっており、高価な金鍼を使用することがなくなっていましたが、金箔を使うことでコストだけでなく、鍼灸の免許がない人でも行うことができるようになりました。

この手法には、他にもメリットがいくつもあります、金箔とホホバオイルを使うことで、自らの手も綺麗になり、さらに相手から悪いエネルギーを受け取らないで済むという点。さらに、ツボという「点」ではなく、もっと範囲の大きい「面」で施術をするために、初心者でも対処がしやすいという点などがあげられます。

野村さんは、家庭の中で「癒やし手」となれるように、金氣功をマスターする人が増えて欲しいと考えています。また、身体だけでなく、精神的にきつい状態の人を助けるためには、気の流れを整えることが効果的だということで、なんと、登校拒否や出社拒否などは、初歩の段階しか学んでいない人でも解決することが可能なのだそうです。

金氣功には、金箔を使ったものだけでなく、誰でも簡単にできる独特な手法が用意されています。それが「リングヒーリング」というもの。

野村さんがインドを訪れた際に、聖者からリングを貰いました。そのときに、指を指定されたという体験から、指輪をつける指に意味があることを知り、その経験を元に、通常の施術ではなかなか治らない人のエンゲージリングを外して貰ったところ、すぐに良くなったのだそうです。

この経験をいかして、指によっての気の流れを分類していき、さまざまな試行錯誤の末、左手が過去、右手が未来をあらわし、第2指は「ひらめきや想像力」といったように公式化していったのです。

リングヒーリングは、どんな素材でもかまわないので、必要な指にリングをはめるだけで、気の流れがコントロールされる、という非常に簡単なものであり、金氣功の入り口になると共に誰もが家庭内での「癒やし手」として活躍できるツールとなるものになっています。

もちろん、そのほかの金氣功の手法も、誰もが簡単にできるようになっており、なんと70歳以上の受講者の方もいるといいます。このようなことを聞くと、基本的に力が必要なく、リングや金箔を適切に使用すればいいというのが実感できます。

今後は、初歩の内容をより広め、そして金氣功を教えるための指導者をより多くしていきたいとのことですので、日本で金氣功がこれからメジャーになっていく可能性は非常に高いといえるでしょう。また、野村さん自身は、タイと日本だけでなく世界で金氣功を広めながら、新しいものを開発していきたいという目標があるそうです。

簡単で、誰でも行えることで、若者から高齢者までが家庭内の「癒やし手」となり、肉体のみならず精神の問題までもが解決できるという金氣功。今後の展開が楽しみです。