今の季節は温活が大切

寒さが本格化してきました。今年は初雪が早いところも多いようで、首都圏でも珍しく年内に初雪が降るのではないか、とささやかれています。そんな今だからこそ、「温活(おんかつ)」をしてみるのはどうでしょう?

温活というのは、ざっくりいってしまうと「体温をあげることで、健康になろう」というようなもの。どちらかというと、女性向けの言葉ですが、男性でも身体を温めて損はありません。

近年では、人間の平均体温が下がってきているといわれていますが、体温が1℃さがると免疫力は30%近く低下するともいわれています。なぜこのような状態になるのでしょうか?

体温が下がることで血行が悪くなり、それによって老廃物などの代謝も悪くなります。また、病原菌などに対抗する「抗体(こうたい)」と呼ばれるタンパク質は、体温が高い時にその働きが活発になるのです。つまり、体温が低い状態だと、免疫力は下がり、さらには代謝がさがることで、美容の敵である老廃物も体内に蓄積されてしまうというわけです。

このような状態にならないようにする方法として、温活があります。身体を温める方法は、さまざまですが、ダイエットにもなり、なおかつ免疫力をあげる方法として、「入浴」があげられます。日本人は元々お風呂好きな民族ですので、半身浴などで身体を芯から温めて、老廃物を排出するというのは、手軽で心地よい温活といえるでしょう。

また、普段の生活の中でも、ちょっとしたポイントをしっていると、身体を必要以上に冷やさないでいることができます。皆さんは手足が冷たい時にどのような対応をするでしょうか? 手袋をしたり、靴下をぶあついものにしたり、というのがポピュラーなところかもしれません。しかし、末端だけを温めると反対に身体が冷えてしまうのです。

手足だけを温めると、身体が重要部分である内臓がある腹部に血流を集中します。すると、末端に血流が行き届かなくなり、より手足が冷たくなるという悪循環がひきおこされるのです。ですから、手足を温めたいのならば、身体全体を温めることがベストといえるでしょう。

そのためには、身体の中心部を温めればいいのですが、使い捨てカイロなどを使う場合は、より効果的なポイントがあるので、それをいくつか紹介しましょう。

・太ももの付け根(鼠径部)
足が冷たい人は、足を温めるのではなく、太ももの付け根あたりを温めてみましょう。湯たんぽを毛布などで包んで、太ももの上にのせるというのもオススメです。

・仙骨
骨盤の中心部である仙骨には神経や血管が集中していますので、ここを温めると足先の冷えが軽減されます。太ももの付け根と違って動きの邪魔になりにくいですので、前もって使い捨てカイロなどをはりつけておくと、外でも足先が冷たくなりにくいはずです。

・脇の下
手先が冷たい方は、脇の下にカイロをはさむなどしてみましょう。多くの血流が集中しているわきの下を温めることで、指先も自然と温かくなってきます。

・首の後ろ
身体全体を温めて、なおかつ動きやすい部分としては首の後ろがあげられます。首の後ろにカイロをあてて、マフラーやスカーフで落ちないように固定することで、より効果的に身体を温めることができます。

これから、どんどん寒さは本格化していきますので、温活の知識を利用して、しっかりと免疫力を高めていきましょう!