わき水発見のプロフェッショナル?

弘法大師空海といえば、多くの日本人が知っている有名人。真言宗の開祖であり、「弘法も筆の誤り」「弘法筆を選ばず」ということわざが残るように、書の達人としても知られています。そんな多才な空海の特技の一つを紹介したいと思います。

その特技とは、わき水を発見すること。なんと日本全国で5,000以上ものわき水を発見したといわれているのです。これらのわき水は「弘法水(こうぼうすい)」などと呼ばれており、スピリチュアルなパワーがあるものも多いのだそうです。

これらのわき水は全国各地にあり、一人の人間が発見したというにはあまりにも多いことがわかります。昔の人でも、さすがに無理があると思ったのか、空海は空を飛んで移動していたという逸話が生まれたほど…。

一般的には、空海が見つけたとされるわき水は、ほとんどは空海本人が見つけたわけではなく、「高野聖(こうやひじり)」と呼ばれる、真言宗の総本山である高野山から派遣されて各地方をまわっていた僧侶たちが発見したものに、開祖である空海の名前を冠したとされています。

また、元々神秘的な性質を持っていたわき水に、有名人である空海の名前がつけられたという説もあります。空海の名前を冠したわき水を調査したところ、疾病に効果があったり、健康増進作用がある成分を含んだものが多かったというのです。もちろん、現在ではその理由はわかっているのですが、当時では経験則として不思議な力がある水だ、ということしかわからなかったので、その理由付けとして空海が選ばれたわけです。

では、まったく空海がわき水を見つけなかったのかというと、そういうわけでもないようです。空海には中国留学時に学んできた最先端の灌漑土木技術があったといわれています。鉱山や水脈を見つける手法を知っており、それを活用することができたのです。実際に、空海と水銀の鉱脈については、多くの人が現在でも研究を続けています。

そういった地下に隠れたものを見つける方法として、空海は「ダウジング」を利用していたのではないかともいわれています。これは、現在でも水脈を見つけるためや、エネルギー測定などで使われる方法ですが、それを今から1,200年以上前に活用していたというのです。

日本全国にある空海ゆかりのわき水。もし、近くにあったら是非一度訪れてみてください。どの理由で見つかったにせよ、単なるわき水ではなく、そこにはスピリチュアルな性質が含まれている可能性が高いと思いますよ♪