英雄がもたらす流れ星

明日 2011年8月12日(金)の夜から 13日(土)の早朝にかけて「ペルセウス座流星群」がピークを迎えます。

毎年(2009年2010年)、流れ星と願い事についての記事を書いていますが、今年は願い事よりも流れ星本体にスポットを当ててみたいと思います。

今回見ることのできるペルセウス座流星群は、1,900年以上前から観測されているもので、1時間あたり 4,800個もの流星を降らせたという記録を持っています。

多くの星座がギリシャ神話を元にしているのは有名な話だと思いますが、このペルセウス座もその例に漏れず、ギリシャ神話の英雄であるペルセウスがその姿を変えたものであるとされています。ペルセウスはギリシャ神話の主神であるゼウスが人間に産ませた子供で、人間と神様のハーフ。

神の子供というだけのことはあり、成長してからのペルセウスは多くの神々の助けを借りながら、さまざまな偉業を成し遂げます。見るだけで人を石にしてしまうメドゥーサを倒して、翼のある馬「ペガサス」を入手したり、王女を助けるために海の怪獣を倒すなど、まさにヒーローといった活躍の末に、エチオピアの王女アンドロメダと結ばれます。

そして最終的には、戦いの女神アテネの加護を受けていたこともあり、死後、天にあげられてペルセウス座になったというわけです。

ペルセウス座流星群も、その英雄の名を冠するだけのことはあり、流星の流れる速度が、他のものよりも速く、明るい流星や火球が多いという、パワフルで派手なものとなっています。今年は月が明るいタイミングになってしまっていますが、最も観測しやすい流星群と言われていますので、他のものに比べれば、それでも観察はしやすいはずです。

流星の速度が速いので、流れ星に願いをかけるのは他の流星群に比べると、より気合いが必要かもしれませんが、数々の困難を乗り越えた英雄ペルセウスのエネルギーがこもった流星ですので、「困難を打破する」「何かに打ち勝つ」などの願いをかけるには絶好のチャンスではないでしょうか。

今のところ、天気は良さそうですので、流星を観察したい人、願いを叶えたい人、英雄のエネルギーを感じたい人は、夜空を要チェックです!