クロップサークルはなぜできる?

「クロップサークル」という言葉をご存じでしょうか? 日本では「ミステリーサークル」と言った方が一般的かも知れません。穀物が円形に倒れて幾何学模様などを描き出す現象及びその結果生まれた模様をクロップサークルと呼びます。

ちなみにクロップサークルというのは、日本語に直すと「穀物の輪」ということになります。基本的に、何らかの穀物が倒されることによって模様が現れる現象なのでこういった名前が付けられたのでしょう。

クロップサークルは世界中で発見されていますが、その中心となるのはイギリスです。2011年7月13日(水)にもストーンヘンジの敷地内に、なんと直径 60メートルにもおよぶサイズのクロップサークルが出現して話題になっているようです。

ストーンヘンジといえば、イギリスの中でも有名なパワースポットの一つ。歴史的価値も高いところから、多くの観光客が訪れる場所として知られています。そのストーンヘンジから道路を挟んでしばらく行った所に現れたクロップサークルは、大きな円の中に3つの小さな円と、対角に配置された6つの三角形が描かれており「3つの半月を示している」という意見もあるようです。

その姿を見たい方は こちらの元記事 をご覧下さい。ストーンヘンジとの距離感やそのサイズ、そして神秘的な模様を見ることができます。

一般的にクロップサークルはパワースポットやレイラインと呼ばれる、エネルギーの強い場所に現れるとされていますが、今回のストーンヘンジに現れたものはその条件にぴったりと当てはまっていると言えるでしょう。

このようなクロップサークルが出来る原因というのは何なのでしょうか? UFO の着陸跡、宇宙人からのメッセージ、プラズマ、小型の竜巻など様々な説が唱えられていますが、最近では人為的に作られたものであるという意見が優勢のようです。

人為的に作られた説が優勢になった理由は、1991年に「1978年から 20年以上に渡って 250以上のクロップサークルを自分たちで作った」という2人の老人が現れたためです。彼らは前もって CAD と呼ばれる設計ソフトを使って、幾何学模様をデザインした上でクロップサークルを作っていたのだそうです。

彼らの告白を受け、多くの人がクロップサークルを作成するようになり、現在では規定時間内に独創的なクロップサークルを作るコンテストや、クロップサークルに暗号を仕込んでそれを解読するゲームや、亡くなった人へのメッセージとしてクロップサークルを作成するなどといった動きも出てきているようです。

それでは、パワースポットやレイラインは関係無いのか? というとそういうわけでもないようで、多くの人為的なクロップサークルに混じって、あきらかに人工的には作れないものも存在しているようです。今回のストーンヘンジの側に現れたものもその一つです。

イギリスの夏は日没の時間がとても遅く、22時でもまだ明るい状態なのです。夜明けは4時には訪れるということですので、実質真っ暗な時間というのは4時間程度しかないことになります。そんな短い時間に有名観光地の側に 60メートルもの巨大なクロップサークルを人為的に作るというのは、かなり困難な作業だといえるでしょう。

では、人為的では無いクロップサークルはどのようにできるのか? 花や宝石、動物など数々のエッセンスを作成しており、クロップサークルエッセンスも作っているコルテ氏によると、地球のエネルギーを活性化させるために、パワースポットやレイラインといった地球のツボを宇宙から刺激しているのではないかということです。

科学的な面からも似たような意見は出ており、そちらによると、巨大なエネルギーが地球上空の電離層に貯められており、そのエネルギーが強い磁場を持つパワースポットやレイラインに転写されるというのです。確かにクロップサークル周辺は磁場がとても強いというのは有名な話で、UFO の着陸跡という説もここから来ているようです。

その美しい模様と神秘的な雰囲気から、神や宇宙人からのメッセージではないかという説があるのもうなずけるクロップサークルですが、残念ながら日本では人為的な物以外はまだ発見されていないようです。日本のエネルギーがクロップサークルとは馴染まないのか、それともやはり全てが人為的なもので、日本にはそのブームが来なかっただけなのか? みなさんはどう思いますか?