スピリチュアルに涼しくなる

6月末からだんだんと気温が上がってきており、記録的な猛暑だった昨年に勝るとも劣らずといった状況になってきています。その上、今年は全国的に節電が要求されており、エアコンに頼り切って乗り切るというのも難しい状態です。

人力で涼しくなる方法といえば、以前に紹介した 団扇 や扇子などを使ったものがありますが、他に代表的なものとして「怪談を聞く」というのがあります。

大手旅行会社の JTB では、熱帯夜を乗り切るための対策として都内のお寺を舞台に、プロが怪談を朗読するという企画を行っているそうですし、テレビなどでも夏場は怪談話やホラー映画が定番となっています。

確かに怖い話を聞いたり、見たりすることで、ゾッとしてなんとなく体感温度を低く感じさせるというのは、古来からの知恵と言えるでしょう。怖い話をすることでネガティブなエネルギーを引き寄せてしまうという可能性もありますが、「ネガティブな存在やエネルギーが集まると、温度が下がる」というのもまた事実なのです。

パワースポットの反対で「コールドスポット」と呼ばれる、幽霊が出やすいとされているポイントがあるのですが、そういった場所に共通して見られる傾向として、磁場の異常や、その名が示すように周囲に比べて温度が低いというものが挙げられるのです。実際、ネガティブな存在が登場する際に、温度が数度下がるという現象がよく報告されています。

かといって、冷房の代わりにそういった存在を集めてしまうというのも、乱暴であり、エネルギー的に考えても良いことには思えません。そこで、逆の発想として、ポジティブな存在でありながら、冷たいエネルギーを感じさせる存在と繋がるというのはどうでしょう?

例えば大天使ガブリエルは、ミカエルなどと並んで有名な天使ですが、水のエレメントに属しているという説がありますので、ガブリエルのエネルギーを感じることで清流に浸かったような感じを得ることができるかもしれません。同じく大天使のラファエルは風のエレメントですので、心地よい風のエネルギーを感じさせてくれるかもしれません。

日本神話には、あまり雪に関連した神様というのは登場しないのですが、筆者の経験からいうと遠野物語に登場する遠野三女神は、雪女を想像させるような、とても涼しくて冷たいエネルギーをもっている存在です。遠野三女神が祀(まつ)られている神遣神社を訪れた時は、周囲とはまるで温度が違い天然のクーラーの中にいるような感じでした。

また、学問と雷の神様として有名な菅原道真=天神様は、実は雪にも関係しているようで、初雪の日に北野天満宮に降りてきて歌を詠(よ)むというエピソードがあるそうですので、こちらも涼しさを与えてくれそうな感じがします。

他にもご自分の好きな神話などから、雪や水、氷などにまつわる神様や精霊、妖精を探してみて、そういった存在を感じる瞑想をしてみるは面白いと思います。エネルギーを感じる練習になるだけでなく、暑さの軽減、さらには節電もできて一石三鳥になるのでオススメですよ。