夏至の夜にはロウソクを

本日、2011年6月22日(水)は夏至。1年の中で最も昼が長く夜が短い日となります。

夏至は以前に何度か紹介した冬至(その1その2)と同じように、世界各地で特別な日として認識されています。

ヨーロッパでは、樹木の葉や花の飾りをつけた柱の周りで一晩中踊り明かしたり、たき火を燃やして踊ったりするというお祭りが各地で大々的に行われます。面白いことに、どの地域のお祭りでも共通して夏至、もしくは夏至の前日に摘んだ薬草のパワーはとても高いと言われています。

単に薬草を摘むだけではなく、日本の菖蒲湯のように菖蒲を使って浄化をしたり、セント・ジョンズ・ワートを枕の下の敷いて寝ることで、夢で聖人に出会いその加護が得られるというおまじないをしたり、7種類の草花を枕元に置いて眠ることで恋が叶えられるというおまじないをしたり…と、薬草をさまざまな形で活用しているようです。

実際に夏に向けて草木のエネルギーは最高潮になっているので、この時期の薬草にはとてもパワーがあるように思えます。そういう意味ではちょっと早いですが、前述した日本の風習である菖蒲湯も同じようなものなのかもしれません。日本でも地方によっては、夏至に何かを食べたり、三重県の二見浦で行われている夏至祭りのように、太陽の神様である天照大神(あまてらすおおみかみ)を迎える儀式が行われたりしています。

西洋では一晩中お祭りが続けられたりするようですが、残念ながら日本では基本的に梅雨時ですので、実際に太陽が姿を出している時間というのは通常よりも短いことが多いのです。しかしながら、雲の上に太陽は輝いているわけで、最も強い太陽のエネルギーを受け取ることは十分にできます。

近年始まった試みとしては、以前に紹介した「キャンドルナイト」というものもあります。夏至の 20時から 22時までの2時間、電気を消してロウソクの明かりのみで過ごそうというイベントです。今年は震災の影響から夏の節電が各地で余儀なくされていますが、また停電が起こるようなことがあっても、心を騒がせずに落ち着いて闇を迎え入れるためにも、キャンドルナイトでロウソクに慣れておくというのも良いかもしれません。

西洋のお祭りではロウソクではなく大々的にキャンプファイアーなどを行っているわけですが、地方によってはこの時燃やした炎は福を呼ぶ特別なものとされているそうです。夏至の夜にロウソクをともすことで、単なる節電や震災対策だけでなく、スピリチュアルな面でも得る物は多くありそうです。

ロウソクのスピリチュアルな使い方については、ドリーンさんのオラクルカードで有名なライトワークスさんがちょうど「キャンドルのある生活」という特集をしているので、いろいろな使い方などを知ることができると思いますが、せっかくですので COCORiLA からも、2本のロウソクを使って簡単にできるおまじないを紹介したいと思います。

方法はとても簡単、2本のキャンドルに火をつけて、すきま風などが当たらない場所において、そのまま放置しておきます。キャンドルナイトに合わせるなら、20時に火をつけたら 21時ぐらいまで放置しておくといいかもしれません。

次に2本のロウソクの前に座って、リラックスして静かに炎を見つめながら、イエス、ノーで答えられる質問をしましょう。質問をしたら、しばらくロウソクの溶け方を確認しましょう。もし、右のキャンドルが左よりも早く溶けたら、答えはイエス。逆ならノーです。

非常に簡単な方法ですが、夏至の日の特別な炎を使って行う占いは、きっと素敵な道しるべを示してくれるはずです。注意点としては長時間使用できるような太いロウソクを使用すると、結果が出る前にキャンドルナイトが終わってしまいますので、ほどほどの太さのロウソクを使用することです。

夏至の日。昼は太陽の強いエネルギーを感じて、夜にはその余韻を特別な炎を通して感じてみてはいかがでしょう?