情報の渦に飲み込まれないためには

震災が起きてから、すでに2週間以上経過しますが、原発問題など、まだまだ世間は暗い話題が多い状態です。そんなこともあってか、実際に被災していないけれどもストレス障害のような症状を呈する人が出てきているようです。

「被災していないのに苦しくて食欲がない」「涙が止まらない」「動揺して眠れない」などというような体調不良を訴える人が増えており、被災地から離れた地域の病院などでも相談に来る方が多いのだそうです。

こういった症状を訴える人の中には、インターネットやテレビで常に震災の最新情報を追っているうちに、どんどんと不安要素が高まってきたという人が多いように思います。確かに、今回の震災は地震だけでなく、原発問題までもが発生している未曾有(みぞう)の大災害ですので、情報を常に把握していたい気持ちはわかりますが、それで健康を害してしまうのは本末転倒なのではないでしょうか。

最近ではインターネットの発達によって、情報が大量に、スピーディーに手に入れられるようになりました。最近では twitter で有名人やさまざまな分野の第一人者とも気軽にコンタクトが取れるようになり、その流れはさらに加速されているように思います。

高度に情報化された現代においては、すでに情報は溢れ過ぎていて、全ての情報を得ようとするのは難しい状態になっています。普段ならば、必要な情報だけを取捨選択して要らない情報を排除できていても、今回のような状況下ではとにかく必要な情報を全て手に入れようと思ってしまいがちです。

実際、筆者も震災後、原発の問題に関しては、夜遅くまで新しい情報が出るとついついテレビを点けたり、インターネット上でチェックしたりということを繰り返していました。しかし、情報を多く入手すればするほど、どれが正しくてどれが間違っているのかがわからなくなっていきます。

気がつくと、ネガティブな情報だけが大量に蓄積されて、なんとなく常に不安を抱えているような状況になっていました。そこで、ふと気がついたのは、こんなにネガティブな気持ちを抱えていていいのか? ということです。人間の想いというのはエネルギーです。ネガティブな気持ちが強ければ、どうしても悪いことを引き寄せてしまいがちになってしまいます。そんなことにエネルギーを使うのならば、被災地へ祈りのエネルギーを届けた方が有意義でしょう。

情報を得ることはとても大切なことですが、1日のうち1時間でもいいので、テレビやインターネットの情報を遮断して、いつも通りの日常生活を送るようにしてみましょう。それだけでも、ずいぶんとストレスは解消されていきます。今まで、目の前にモヤのようにかかっていた恐怖や不安が解消されて、いつもと変わらぬ日常が見えてくるはずです。

だんだん自分の中のストレスが解消され、恐れを解放することができるようになったら、次は被災地の方のために何ができるのかを考えてみましょう。祈るだけでも良いですし、節電や節約、募金(ココリラでも 義援金チャレンジ を行っています)など、今すぐにできる行動をするのでも OK です。

こんなときだからこそ、情報に縛られ、恐れに支配されてしまわないように気をつけたいものです。とても強い恐れを感じてしまっていたり、すでにストレスで体に異常が出そう、というような方は、以前に紹介した方法(その1その2)で自分に合ったものを試してみてください。