巨人に出会う方法

神話や伝説にはさまざまな巨人が登場します。有名なところではギリシャ神話に登場する「ティーターン」でしょうか? かれらはゼウスやアテネといった神々よりも先に生まれた古(いにしえ)の神々と言われています。

他にも旧約聖書に登場する「ゴリアテ」という巨人の兵士や、北欧神話に登場する「霜の巨人」、沖縄の神話に伝わる「カタンナーバ」など、世界中で巨人に関する伝説は残っています。ただ、その身長=サイズについてはまちまちで、ティーターンなどは「3m 程度」というものから「山をも越えるサイズだ」というものまでさまざまな説が残っています。

山を越えるサイズというと、なかなか想像もできないかもしれませんが、神話の世界でなく、現実にも3~25m ぐらいの巨人の骸骨が世界各地で発見されているという話があります。「そんな話聞いたことない!」と思うかもしれませんが、Youtube では巨人の骸骨の発掘作業の動画などを見ることができます。

そういった動画や写真を観ると、頭だけでも1m ぐらいはあり、直立したら8m 近くなるのではないかというアマゾンの奥地で発掘されたというものから、ギリシャで発掘されたという3m ぐらいのもの、さらに 2005年にサウジアラビアで発掘されたというものにいたっては、なんと 25m ものサイズだと言われています。

一般的には、これらは話題性を作るための合成写真だと言われています。あまりにも普通の人間と骨格的に同じため、体重を支えきれないという説や、象などの化石をそれらしく改造したという説、そもそも PC で画像を拡大しただけだ、という説もあります。

実際に骸骨を見たわけではないのですが、youtube の動画などを観た感想としては、筆者はよくできた作り物のような感じを受けました。

日本にも巨人伝説はあり、関東の各地に「だいだらぼっち」という巨人の伝説が残っています。だいだらぼっちはあまりにも巨大で、富士山を作るために山梨の土をすくったので、山梨は盆地になってしまったという伝説や、踏ん張ったときの足跡がくぼんで、沼ができたという伝説が残っています。どれをとってみても、その全長は数百~数千メートルは必要になってきます。

だいだらぼっちレベルになると、もはや巨人を通り越しているようにも思いますが、そんな伝説が残っているせいなのか、日本は世界に巨大ロボットが登場するアニメを輸出している、いわば巨大ロボット先進国です。なんで突然、伝説からアニメの話に? と不思議に思うかもしれませんが、日本に住んでいる私たちは、古代の人が想像していた、もしくはエネルギー的に感じていた巨人を体感する方法があるからなのです。そして、その方法とはアニメがあったことで実現したのです。

お台場で公開されていて、現在では静岡に移された実物大の機動戦士ガンダムは 18m、神戸にある実物大の鉄人 28号も同じく 18m、富士急ハイランドにあるエヴァンゲリオンは頭から胸までとはいえ、高さ9m。どれも、まさしく巨人といったスケールです。

遊園地の中にあるエヴァンゲリオン以外は、無料で近くまで寄って観ることができるのですが、そのサイズには圧倒されます。人間とは無意識に巨大なものへの畏怖を持っているのかもしれません。特にアニメなどに興味が無い人でも、近くまでいく機会があったら、ぜひ、一度は観てみてください。古の人が想像した、もしくは出会っていたかもしれない巨人との遭遇をわずかながら体験することができるはずです。