「アツアツベイクドポテト風悟り方」

世界中の昔話や伝説には「タブー」をテーマにしたものがたくさんあります。 イザナギとイザナミの命の黄泉の国のお話しかり、鶴の恩返ししかり。例えば、「決して覗かないでください」といった「してはいけないこと」を言われた主人公は、気になって気になってしかたがなくなり、ついにそのタブーを犯して、悲しい目にあうといった類のお話です。 かえって何も言わなければ、覗いたりなんかしなかっただろうに~と、昔はよくつっこみを入れたものです。

してはいけないと思えば思うほど、そのことばかりが頭にこびりついてしまう。これぞ、パラドックス! そしてこの世はそんなパラドックスに満ちています。 今回はそんなパラドックスのお話。

パラドックスは日本語では逆説とか逆理、背理と訳されるのですが、数学から論理学など多義にわたるパラドックスの意味は、研究社の英和辞典では「矛盾のようで実は正しい説」であるとか、「一見正しく見える矛盾した言葉」「矛盾を含む事情」などとシンプルに定義されています。 「過去にさかのぼって自分の親を殺したらどうなるか」といったタイムトラベルのパラドックスなどが有名ですよね。 親を殺したら、自分は生まれない。 自分は生まれないから、親は殺されず、普通に結婚して自分が生まれる???……続きはこちら