「魔法の杖はどこにある?」

現在小学4年生の娘がひそかに目指しているもの…それは、魔法使いになること。
裏返して数字を見えないようにしたトランプの数字当てを連日練習していたり、テルテル坊主にパワーを入れる方法を研究してみたり、時々オリジナルのお守りを作ったり、と、いつも何やら自分ワールドに入り込んでいます。

「天気を悪口を言うと、それは天の神様に対して失礼な行為だから、雨でも晴れでも感謝しなくちゃね」なんて深いことを発言したり、「お料理には愛情のスパイス、おいしくなーれの魔法を使わなきゃね」なんて言ったりしています。

彼女がもう少し小さい頃、画用紙を工夫してマジシャンが被るような帽子とスティックを作っていました。そして、肩に大きめのスカーフを巻き、「魔法使いなの」なんて喜んでいました。スティックを振り回し、なにやら呪文を唱えます。ハリーポッターに出てくる女の子(ハーマイオニー)みたいに。
そのうちふと真剣な顔して「ねえ、ママ。本当に魔法が使えるようになるにはどうしたらいいの? 本物の魔法の杖はどこかにあるの?」なんて聞いてきました。

私の友人や知り合いの何人かは、神様と繋がれるようになったら、神様の声が聞こえるようになったら(チャネリングができるようになったら)、ヒーリングができるヒーラーになったら、なんでも簡単に物事が解決できるのでは?と思っている様子がみられます。
チャネリングやヒーリングは、魔法の杖でしょうか?

魔法使いになって何がしたいの? チャネラーやヒーラーになることが、最終目的になってしまっていませんか?

私は娘に「魔法の杖は、あなたの心の中にあるんだよ。毎日を一生懸命、愛と感謝の気持ちを持って暮らして行ったら、知らない間に周りの人を幸せな気持ちにさせる魔法が使えるようになるんだよ」と、話しました。
まずは自分の心を愛と感謝で満たすこと。それができていないのに、「魔法の杖」を持っても使いこなすことはできません。自分自身が満たされて幸せで、その後「魔法の杖」を使って周りの人を幸せにしていくことができるのではないか、そう私は思います。

「魔法」を追求するのは楽しいけれど、まずはしっかり日常の中の愛と感謝を見つめる。人間としての器がしっかりできた時、本物の「魔法の杖」を手に入れられるよ。そう、娘に伝えたいです。