電気を消してみよう

明日、2010年6月20日(日)に「キャンドルナイト」が開催されるそうです。

キャンドルナイトというのは、夏至の 20時から 22時までの2時間の間に電気を消して、スローな夜を送ってみようというイベントで、100万人に呼びかけているようです。

すでに何回も開催されているようですが、要は科学の明かりを消して、ロウソクの炎で2時間を過ごしてみようというイベントです。

公式サイトによると「ある人は省エネを、ある人は平和を、ある人は世界のいろいろな人びとのことを思いながら~」とあるように、電気さえ消せばあとは何をしていても良いという感じの自由なイベント。

あちこちで協賛しているところがあるようで、お寺の境内に無数のロウソクをともしてみたり、ショッピングモールが電気を消してロウソクの明かりにしてみたりと、場所によってはなかなか大規模なこともやっているようです。

確かに日常的に生活しているとロウソクというよりも、そもそも、炎というものを見る機会は非常に少なくなっているように思います。もちろん、料理などで火を使うこともありますが、ガスの炎をまじまじと見る人はいないでしょうし、最近ではオール電化の家庭も増えてきていますので、その場合は料理をしても火を見ることは無いでしょう。

炎の力強さ、神秘というのは真っ暗な森の中でキャンプをしたことのある人ならば実感したことがあると思います。森や山中は夜になると完全な暗闇に覆われます、それは都会では味わうことのできない真の闇。

自分の手元さえ見えないような暗闇を退けて、暖かさを与えてくれる炎。そんな炎を見つめていると原初の記憶が呼び起こされるような気持ちになってきます。普通に生活していて忘れ去っていた、闇への恐怖と対になっていると言っても良いかもしれません。

そこまでサバイバルな体験は別にいらない、という人も当然いるでしょうが、以前に紹介 したようにロウソクは風水的にも非常に優れたアイテムですので、一瞬の闇を味わいながら、炎の揺らめきを感じ、これをきっかけにロウソクを生活に取り入れてみるというのも良いかもしれません。