この写真に写っているものがなんだかわかるでしょうか? 科学の実験が好きな人ならば見たことがあるかもしれませんが、多くの人はなんだかわからないと思います。実は、この物体には不思議な力が秘められているのです。

この物体は「ラトルバック(Rattleback)」と呼ばれています。子供の知的好奇心を満たす科学おもちゃや、手品の道具として普通に市販されているものです。

ちなみに、Rattle は「がらがらと音をたてる」という意味で、back は「逆転する」という意味です。この物体は面白いことにある一定の方向にしか回りません。反時計回りに回る物の場合、時計回りに回してもすぐにがたがたと揺れて止まって、反時計回りに回ります。反時計回りに回した場合は、なんの抵抗もなくスムーズに回り続けます。

なぜ回る向きが決まっているのかということについては、底の丸まっている部分に秘密があるのですが、そのあたりを詳しく説明すると力学的な話になってしまって、今回の記事がそれだけで埋まりそうなので割愛します。

ラトルバックはもともとは「ケルト石」とも呼ばれていたそうです。アイルランドの遺跡から発見された石が、もともとの原型だという説があるためです。遺跡ではなく、古い墓所から出土されるという話もあります。

ケルトの人々がとてもスピリチュアルだったということは、ココリラ読者ならばご存じだと思いますが、そのような人々が何故遺跡や墓所にラトルバックを置いたのか? 考古学者はこれといった説を出せないようですが、ラトルバックが持つ、もう一つの変わった特性にその秘密があるように思えます。

その特性とは回転させることで「気が発生する」という特性です。これは『アーバン・シャーマン』という書籍の中で、ハワイのシャーマンであるサージ・カヒリ・キングさんが発表したものです。

1970年代の初頭にチャールゾ・ショーボーンという人がラトルバックをモチーフにしたオブジェを発表し、それに興味をもったキングさんは、その模型を購入して自分のワークショップなどで活用していました。当初は観念的な問題に対するサンプルとして使っていたようですが、あるとき、ラトルバックが回転することで「エネルギーの波」、彼に言わせると「キマナの波」が発生しているのを発見したというのです。

筆者もこの本を読んで興味を持って、さっそくラトルバックを購入して試してみたのですが、実際になんらかのエネルギーが出ている事が感じられます。回転させるだけで「気」が発生するというのはとても不思議ですが、ラトルバックは古代ケルトの人たちが生み出したスピリチュアルテクノロジーなのかもしれません。

ラトルバック自体は学習教材などとして販売されていますので、興味のある方は手軽に購入することができると思います。キングさんによると、安いワインの隣で5秒ほどまわすことで、ワインの味が変わるそうですので、ワイン好きの人にもオススメかもしれません。