天女の羽衣の伝説をご存じでしょうか? 天女が下界に降りてきて水浴びをしていると羽衣を盗まれてしまい天界に帰れなくなってしまいます。そして地上に残されてしまった天女が羽衣を盗んだ人間の男と結婚するという話です。

この羽衣伝説が残る場所がなんと沖縄にあります。沖縄県宜野湾市の森林公園内にある森の川(もりのかわ)、沖縄弁ではムイヌカーとも呼ばれています。

結構な広さの森林公園内にある森の川はぱっと見ただけでは、天女の伝説があったことなどわからないぐらいひっそりとしています。

沖縄の水場は石を積んだ壁のようなものに囲まれているところが多いので、川と聞いてイメージするような清流ではなく、どちらかというと、わき水があふれ出てくる場所、というのが正しい感じの場所です。

この森の川に伝えられている伝説は、上記のような一般的な羽衣伝説と全く同じものですが、一点だけ特徴的なのは天女と男との間に生まれた子供が沖縄中部地域の王様になったというところでしょう。

天女と男が出会えたということから、森の川は出会いの引き寄せてくれるというパワーがあるともされています。

本土にある出会いに効くとされている神社などと比べて、そういった御利益を打ち出すことをしていないのか、人がたくさん集まることもなくとてもひっそりとしていて気持ちのいい場所です。

筆者は時間的な都合で夜に訪れたのですが、当然真っ暗闇であるにも関わらず怖さなどは全く無く、無数の精霊に囲まれているように感じられました。

天女伝説よりも、沖縄にいる自然の精霊たちと交流できる、そんなパワースポットだと言ってもいいでしょう。

沖縄には有名なパワースポットがいくつもありますが、沖縄を訪れたならば、まず最初にこの「森の川」を訪れて、自然の精霊たちと触れ合って、沖縄をまわる前のご挨拶してみるのもいいのではないでしょうか?

Spot Data
森の川
沖縄県宜野湾市真志喜 1-24
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