春分について考えてみよう

本日、3月21日(日)は春分の日です。スピリチュアルな世界では春分の日はとても大切な日とされていて、さまざまな儀式が行われたりすることで知られていますが、今回は暦としての春分について考えてみたいと思います。

日本では春分の日は祝日となります。そんなことは今さら言われなくてもわかっていると思いますが「春分の日は何日?」と聞かれると即答するのは難しいのではないでしょうか?

その理由は春分の日は年によって変わるからだと思います。春分の日とは春分点と言われる位置を太陽が通過した瞬間を含んだ日のこと。この春分点とは天の赤道と黄道が交差する地点なのです。

国立天文台がこの瞬間を算出したものが閣議決定されて、春分の日が決まるのです。天文学に基づいて閣議決定される国民の祝日は、世界的に見ても珍しい物だということです。

ちなみに、春分の日は3月20日、もしくは3月21日のどちらかだけとなります。太陽が春分点を通過して、再び通過するまでの期間は 365.242194日。つまり約1年間かかります。しかし、微妙な端数がありますので、だんだんとズレが生じていくことになります。このズレによって、20日になるか 21日になるかが決まるのです。

その理論でいったらずっとズレていくのでは? と思った人は閏(うるう)年の存在を忘れています。閏年によって1日増えることで、春分の日のズレが正されます。ちなみに閏年は春分の日がずれることを防ぐ目的で作られたものなのです。

こうして見ていくと、ある意味暦の根幹をなしているのが春分の日であるといっても過言ではないかもしれません。

日本では春分の日付近は春の彼岸がありますし、昔は神社に参詣して五穀豊穣を祈ったりもしたそうです。西洋で大きなお祭りとして知られているイースターも春分の日を起点として決まります。

今回はあえてスピリチュアルな解説を全く載せずに春分の日について考えてみましたが、それでも春分の日がとても特別な日だということはわかっていただけたと思います。そんな春分の日、みなさんはどのようにして過ごしますか?