動物園にはいろいろな人気者がいますが、やはり不動の人気を誇るというとパンダではないでしょうか? そんなパンダが発見された日が本日3月11日。今日は、愛らしい姿で私たちを癒してくれるパンダについて紹介したいと思います。

現在パンダというと、白黒模様の大きなものがイメージされますし、3月11日に発見されたのもこちらのパンダです。しかし、それまでは一時期「風太くん」で話題になったレッサーパンダをパンダと呼んでいたそうです。

パンダは現在では中国の四川省などに生息していますが、ベトナムやミャンマー北部などからも化石は出土しており、以前はかなり広範囲に生息していたようです。そんなパンダですが、一時期よりは数が増えたとはいっても、2004年の発表で 1,600頭程度と、数はかなり少なく、中国ではパンダを密猟したものに対しては最高 20年もの懲役刑が科せられるほどです。

パンダの数がこれだけ少ないのには乱獲されたことなどもありますが、そもそもパンダの発情期は1年に1回、さらに妊娠可能な状態に雌がなるのは1~3日間という非常に短い期間なのです。一説によるとパンダは人間並みに相手を選ぶそうなので、運命の相手を見つけるのにも一苦労というわけです。

出産数も1頭か多くても2頭で、双子が産まれる確率はほとんどないそうです。その繁殖力の低さから、動物園などで自然に交配させるのはとても大変なようです。

さて、ここでちょっとパンダの姿をイメージしてみてください。白と黒の愛らしい姿はすぐにイメージできると思います。竹を握って食べているところなども見たことがあるかもしれません。

パンダは竹をしっかりと手で握って食べることができますが、パンダと似た体格の熊は物をつかむということができません。なぜパンダだけがしっかりと竹を握れるのか? その秘密は手にあります。

パンダの手は基本的には人間と同じように5本指なのですが、よくみると親指側と小指側に指のような突起があり、合計で7本の指を使ってものを握っているのです。

親指側にある6本目の指については早くから知られていたのですが、6本の指だけではしっかりと竹をつかむことは難しく、小指側にある7本目の指も必須だということが 1999年に解明されたのだそうです。

真っ黒くてもふもふしているので、ぱっと見にはわかりづらいかもしれませんが、動物園などに行った際には、そんなところも注目してみるとまた新たに、パンダの魅力が見つかるかもしれません。