ローヤルゼリーの秘密

昨日、3月8日は「ミツバチの日」です。語呂合わせなので、同じように8月3日の「はちみつの日」というのもあります。ミツバチといえば、健康食品として有名なローヤルゼリー! ということで、今回はローヤルゼリーについて紹介します。

ローヤルゼリーは健康食品としてとても有名で、栄養ドリンクなどにも配合されたりしています。しかし、その名前は知っていてもどんなものなのかというのは意外と知られてはいないのではないでしょうか?

ミツバチによって作られるものだという認識はあると思いますが、なんとなく蜂蜜の高級なモノ、特別な蜂蜜という印象が強いローヤルゼリー。しかし、ローヤルゼリーは蜂蜜とは違い、若い働き蜂の上あごと下あごから分泌される成分なのです。

これは女王蜂のエネルギー源となるもので、蜂蜜とは違って乳白色のクリーム状の物質なのだそうです。その姿から「王乳」「峰乳」などと呼ばれることもあるようです。

女王蜂は普通の蜂に比べると 40倍も長生きし、最盛期には1日に 2,000個以上の卵を産むのですが、そのエネルギーはすべてローヤルゼリーが供給しているということになります。

そんなローヤルゼリーが注目を浴びたのは意外と最近のことで、1954年に当時のローマ法王が危篤状態に陥った際に、ローヤルゼリーを投与したところ、奇跡的な回復を見せたのです。このことによって、世界中がローヤルゼリーの効果を認知しました。

その後、ローヤルゼリーは美容や健康、そして長寿に良いとされ世界各国で健康食品として販売されるようになりました。

研究によってローヤルゼリーには、多くのアミノ酸やビタミン類、ミネラルなどが含まれており、さらには4種類の特有成分が含まれているということがわかっています。そして、さまざまな症状に対して有効だという結果も報告されているそうです。

しかしながら、ローヤルゼリーの持つどの成分が、どのような症状に対して効果を有するのかということは、ローマ法王が回復してから 50年以上経つ現在でも解明されていないということです。

現在の科学でも、解明されない神秘的なローヤルゼリーをあの小さなミツバチが生み出しているというのは、まさに自然の神秘といえるでしょう。これから春に向かって、ミツバチを見かける機会も増えると思いますが、そんな時は、小さな体に秘められた偉大な神秘に思いをはせてみるのもいいのではないでしょうか。