タロットカードとオラクルカード

昨日 はオラクルカードの「オラクル」について紹介しましたので、本日はタロットカードとの比較をしてみたいと思います。

タロットカードについて、多くのみなさんはご存じかもしれませんがまず基本的な事から説明していきたいと思います。このカードは大アルカナとよばれる 22枚 のカードと、小アルカナと呼ばれる 56枚 のカードをあわせて全部で 78枚 で構成されています。

多くのオラクルカードが 40~50枚 程度であることを考えるとタロットカードの方が枚数的には多いということになりますが、小アルカナの 56枚 のカードは「1から 10 の数字と4人の人物を4組」という制限がありますので、ある程度絵柄のパターンは限定されてしまいます。

この小アルカナのみをタロットから抜き出したものがトランプの原型だという説や、もともとゲームとして使われていた小アルカナに大アルカナが加えられたという説、そもそもトランプとはたまたま似ているだけで、全く関係無いという説もあるそうです。

そもそもタロットカードは起源すらはっきりとは明らかになっていません。エジプトの神秘的な石版が発祥だという説もあれば、ジプシーが使っていた占い道具が元になったというもの、さらにはインドや中国が起源というものまであるそうですが、その起源を示すものは現在まで見つかっていません。

現存するタロットカードで一番古いものは 1484年 のものだというので、15世紀にはタロットカードというものができあがっていたということがわかります。この時点では占いには使われておらずギャンブルやゲームの道具として使われていたようです。

一方オラクルカードの歴史はというと、さほど古いものではなくドリーン・バーチューさんの「エンジェルオラクルカード」によって一気に一般に広まり、そこからさらに派生のものが増えてきたような印象があります。

タロットカード自体、占いで使われるようになってからはさまざまな種類が産まれています。神秘的な思想を加味した黄金の夜明け系タロットや、魔術師のアレイスター・クロウリーによって制作されたトート・タロット。すべての登場人物(?)がドラゴンや猫になったもの、不思議の国のアリスを題材にしたものなど思いつく限りのものがあるといっても過言ではないかもしれません。

しかし、タロットカードという名前がついている以上は「愚者」から始まり「世界」で終わる 22枚 の大アルカナと 56枚 の小アルカナという基本的なラインは崩すことができないようで、一部のタロットで「力」と「正義」が入れ替わっていたりするほかは、基本的に古来からのものを踏襲しています。

オラクルカードについては、そもそもの基本というものがありませんので、制作者がメッセージを受け取ることのできる存在からならばどんなものでも作ることが可能となっており、現在ではこちらもタロットカードに負けないぐらいの多くの種類ができています。

タロットカードとオラクルカード、それぞれに良さがありますので優劣を付けることはできません。「占いにはやはりタロットカードでないと」という人もいれば「オラクルカードでタロットのように占いができるようになった」という人もいます。

もともとタロットカード自体が前述したようにゲームの道具だったものに、神秘的な意味合いをつけていき最終的には占いの道具となったものですので、オラクルカードのような新しいカードが現れてくるのは歴史的にも当然のように思えます。

最近は勢いはオラクルカードの方があるように感じますが、今後はタロットとオラクルカードのそれぞれの良さを取り入れたようなものや、さらには全く違った未来のカードが産まれてくるのかもしれません。

興味のある方は、自分でカードを使っているだけでなくオリジナルのものを生み出してみるのも楽しいかもしれませんよ?