「愛される人とは?」

先日娘がめずらしく浮かない顔をしていました。
どうしたのか尋ねると「私はみんなに『ありがとう』を言うようにしているのに、誰も私に『ありがとう』って言ってくれないの。なんだか悲しくなって。」

そうだよね。『ありがとう』って口にする習慣のない人のほうが、やっぱり多いのかも。
しかも娘のまわりはみんな小学生。『ありがとう』って伝えることを親から教わっていなければ、口に出てくるのは難しいですよね。

私自身子ども時代にいつも思っていました。私ばっかり『ありがとう』って言っているし、誰も私に感謝してくれない。私がやって当たり前。私がお礼を言って当たり前だと思っているみたい、なんて。

両親は、感謝の心は大切。『ありがとう』は大事な言葉だと、教えてはくれました。
けれど、私が何かに対してちゃんとお礼を言っても褒められたことはありませんでした。まして私が親に対して何かをしても、親から『ありがとう』の言葉をかけてもらえることも少なく、妹が私に対して『ありがとう』を言うこともほとんどなく、なにか納得のいかない思いでいた記憶があります。

だから余計に、娘の気持ちがわかりました。

私は子どもたちが『ありがとう』がきちんと言えたときには、たくさん褒めます。そして、何かをしてもらったら相手が自分の子どもであれ、お礼を忘れずに伝えるよう気をつけています。また、兄弟間でもしっかりお礼を言い合うようにしつけています。

その甲斐があってか、どの子もお礼の言える子に育っています。中でも、娘は常に感謝の言葉を忘れない子に育ちました。

ママは『ありがとう』ってきちんと言えるあなたが大好きです。相手からの『ありがとう』は、びっくりプレゼントだと思うのはどうかな? たまにお礼をちゃんと伝えてくれる人に会えたら、ラッキーなんだよ。それくらい『ありがとう』が大事な言葉だと習っていない人が多いのだと思うな。だからこそ、だれにでもどんなことにでも『ありがとう』がいえるあなたは、とても素敵なんだよ。いつもみんなに『ありがとう』の言葉をプレゼントしているのだから。

そう伝えたら、娘の顔がパアーっと明るくなりました。

「ママ、いいこと教えてくれてありがとう」

『ありがとう』が言える人は愛される人だと思います。

ちゃんと『ありがとう』伝えていますか?