雪の結晶を観察してみよう

最近寒い日が続いています。あまり雪の積もらない東京の都心部でも2月はじめには雪が積もったり、今年はまだまだ雪が降る機会が多いようです。雪国の人にとっては今さらかもしれませんが、せっかくの機会なので寒い、動きにくいと文句を言わずに雪の結晶観察をしてみましょう。

雪の結晶というと、みなさんも一度は見たことのある雪印のマークが有名だと思います。あのマークの通り基本的に雪の結晶は六角形をベースにしており、その美しい姿は古くから多くの人を虜にしてきました。

なぜ雪の結晶がそのような形になるのか? その探求はすでに何百年も続いているぐらいに奥の深いモノだそうですが、とりあえず原理はわからなくても美しい雪の結晶を観察することはできます。

雪の結晶を観察するというと、本格的な顕微鏡や特殊な何かが必要な気がしてしまいますが、100円ショップで手に入るようなルーペだけでも観察することは可能なのです。

もちろん顕微鏡を使った方が綺麗に見えることは間違いないのですが、プレパラートを用意したり溶かさないうちに見たりするというように、テクニックや経験が必要になってきます。

そこで簡単な方法を紹介します。まずは、フリースを着て雪の降っている外に出てみましょう。フリースは雪の結晶を崩さないそうなのです、また、黒や紺などの色の方が結晶がよく見えるのでオススメです。

雪がフリースに付いたら、その部分をルーペで観察してみて下さい。思ったよりもはっきりと雪の結晶を見ることができるはずです。

結晶というと顕微鏡などが発明されてから知られたと思われがちですが、雪の結晶について最初に言及されたのは、なんと紀元前のことでその時代にすでに雪の結晶は六角形だということがわかっていたようです。

また、六角形という形自体がスピリチュアルな世界ではいろいろな意味をもっています。二つの三角を組み合わせた六芒星は西洋の護符などで多く見かけることができますし、神聖幾何学でも六角形を使ったものがいくつもあります。

六角形の持つパワーについては、いろいろな解釈がありますが筆者としては、保護と安定、そして調和のパワーを持っていると思っています。

丈夫でなおかつ軽い構造であることから、いろいろな建築物で使われているハニカム構造も六角形、これはもともと蜂の巣からヒントを得たものなのです。亀の甲羅も同じように六角形で構成されています、このような自然の造形を見て保護の力があるのを多くの人が感じ取ったのではないでしょうか。

雪の結晶を観察して、ひととき寒さを忘れつつ、大自然の調和と保護のエネルギーについて思いをはせてみるのも冬の楽しみ方の一つだと思います。