人間の体には魂が7つ!?

猫が高いところから落ちても死なないのは魂を9つ持っているから、などという話がありますが、人間にも魂が7つあるという説があります。

沖縄では魂のことを「マブイ」と呼び、マブイは7つあるといわれています。また、マブイはびっくりしたり、精神的にショックな出来事があったりすると体から落っこちてしまうそうなのです。

魂が落っこちてしまったら、体が動かなくなってしまいそうなイメージがありますが、7つもあるというだけあって、すぐに動けなくなるというわけではないようで、気力が無くなったり、病気になったり、感情が不安定になったりするのだそうです。

マブイをずっと落っことしたままだと、不運が続き病気や災難に見舞われるようになってしまうので、マブイを落っことしたことがわかった場合は「マブイ込め」という儀式をします。

基本的には沖縄で祭祀を司るノロや、市井のシャーマンであるユタなどといった人が、マブイが落ちていることに気がついて、マブイ込めをするのですが、普通の女性でもマブイ込めをすることはできるようです。

子供や赤ちゃんはマブイを落としやすいので、落としたことに気がついたら母親がマブイを込めるのです。マブイを落としてからしばらくたって気がついた場合は、マブイを落としたと思われる場所で儀式を行うのですが、落とした瞬間ならば略式でもマブイを戻せるそうです。

マブイを落とした!? と思った時のために略式の方法を紹介したいと思います。

マブイを落としたと思ったら「マブヤーマブヤー、ウーティクーヨー」(魂よ、魂よ、おいかけておいで)といいながら、マブイを落とした人の胸のところに手をかざして内回りに回してから、背中をとんとんと叩くとマブイは戻ってきます。

沖縄の方言は独特なのでこの呪文もなんだか歌のようなふしが付いて、神秘的な感じをかもしだしてくれます。

マブイが落ちるというのは沖縄の発想ですが、スピリチュアルな教えでも自分のエネルギー体をどこかに置き忘れてしまうことはあると言われています。

何かに熱中しすぎたり、そのことばかりに意識を集中したりすると、体は別の場所に移動してもエネルギー体だけはそこに残ってしまうというのです。これはどちらかというと西洋の流儀の教えですが、なんだかマブイを落とすのと似ているように感じないでしょうか?

表現の方法は違っても、同じスピリチュアルなことがらについて語っているように思えます。みなさんもびっくりした時や、ショックなことがあった時は自分のマブイが落っこちてしまっていないか気をつけてください。

最近不運が続いている人は、どこかに自分の一部を置き忘れてしまっているのかもしれませんよ?