お屠蘇飲みましたか?

あけましておめでとうございます。本年も COCORiLA をよろしくお願いいたします! ということで、本日から更新再開となりました。みなさんはお正月はいかがお過ごしでしたでしょうか? 今日はお正月に飲む「お屠蘇」について紹介したいと思います。

お屠蘇(おとそ)とはなにか? 知らない人もいるかもしれません。これはお正月に飲む薬酒のことです。

屠蘇の語源には諸説あり、「蘇」という悪鬼を「屠(ほふる)」もの、「屠」は1年の邪気を祓う意味で、「蘇」は病をさけ、長寿を願う意味、鬼気を「屠」絶し、人の魂を「蘇」生する、他にも屠蘇を考案した仙人が屠蘇庵という洞窟に住んでいたためというものもあります。

どれが本来の説だったのかはわかりませんが、ほとんどのものに共通するのは邪気を祓い、健康を願うということです。

お屠蘇にいれるための、屠蘇散を考えたのは三国志の時代に名医と呼ばれた華佗(かだ)だといわれています。彼は気功にも通じていて、自らも気功の一種も開発したといわれる、とてもスピリチュアルな人物でした。

そんな華佗が開発した屠蘇散は、いってみれば東洋風ブレンドハーブといっていいかもしれません。屠蘇散の調合は場所によって少し違うのですが、だいたい7~10数種類の薬草が調合されているそうです。

お正月に鬼をも祓う強力な浄化の力のある薬酒を飲んで、無病長寿を祈るという風習は、発明者の華佗がいる中国で始まった物ですが、日本には平安時代に伝わり、宮中の正月行事の一つとして行われるようになったとのことです。ちなみに一般人がお屠蘇を飲み始めたのは江戸時代ぐらいからのようです。

ここで、お屠蘇の作り方も紹介しておきましょう。薬酒ということで日本酒を使う事が多いのですが、それですとお酒の飲めない人やお子さんが飲めませんので、基本的には日本酒とみりんをブレンドしてつくります。

日本酒とみりんを混ぜるときのポイントとして、粗悪な日本酒と醸造みりんだと気持ち悪い味になるので、できるだけ上質なものを使うのがポイントです。お酒にアレルギーなどのある方はみりんだけでもオーケーです。

その日本酒とみりんのブレンドしたものに屠蘇散を浸して7~8時間ほど放置したうえで、屠蘇散を取り出せばお屠蘇の完成です。屠蘇散は薬局などで購入することができますのでお近くの薬局などに問い合わせてみてください。

基本的にはお屠蘇は元日に飲むものですが、一応ぎりぎり松の内までは飲んでもオーケーということになっています。松の内はもともとは15日、最近では7日ぐらいまでですので、まだ間に合います!

浄化のための東洋風エッセンスともいえるお屠蘇を飲んで今年1年を邪気無く無病息災で過ごせるようにしてみませんか?