縄文時代のエネルギーを感じる

現在、東京国立博物館において行われている「国宝土偶展」に行ってきました。土偶というと、まるでゴーグルをかけたような遮光器土偶が有名ですが、他にもさまざまな魅力的な土偶に出会うことが出来ました。

土偶がどうして創られたのかは、推論の域をでておりません。当然ながら土偶が創られた縄文時代には文字などがなく、なぜいろいろな変わった形の土偶があるのかはある意味永遠の謎といえるでしょう。

一般的な説としては、土偶の大半が女性形をしているために安産や豊穣を祈願するための祭具だったというものが有力です。古代においては女性は神聖な存在であり、子孫を生み出す存在として崇拝されていたのかもしれません。

実際に博物館に展示された無数の土偶を見ていると、とても数千年前に創られた物とは思えないぐらい魅力的で生き生きとした造形のものがみられます。やはり、女性をかたどったものが多いのですが、中にはいったいなにをモデルにしたのか皆目見当がつかないような物もあります。

中にはまるでロボットのような形態のものや、顔が三角のものなどもあります。一般的には芸術的表現であるなどとされていますが、動物などをかたどった土偶はかなり写実的なものもあり、それらとくらべると、あまりにも異形な土偶が多いように思います。

筆者の個人的な意見なのですが、エネルギー的に見てみると土偶にはいくつかのタイプがあるように感じられました。お腹が大きい女性タイプのものは、内部にエネルギーを吸収するような感じがあり、悪い霊などから妊婦さんを守る為の身代わりだったように思えます。

そして、明らかに異形なものは神聖なエネルギーというか、信仰されていたエネルギーが感じられました。これは、縄文時代の人たちが見た神様の形だったのではないでしょうか? 当時の人々は現代の私たちとは違った感性をもっていましたし、より直感もすぐれていたので、現代では想像もできないような神様を土偶として具現化したのかもしれません。

また土器に土偶のような顔が付いているものもありましたが、これらは明らかに儀式に用いられるために作られたような感じがありました。

縄文時代の人たちがどんな神様を感じ、そしてどんな儀式を行っていたのか、いまとなっては推測することしかできませんが、土偶は縄文時代の人たちのエネルギーを感じるには最適の作品だと思います。

古代に興味のある方は、ぜひこの機会に多くの土偶に囲まれてみて下さい。スピリチュアルな力のある方は、古代のエネルギーを堪能して、なにか、わかったことがありましたら編集部まで教えてくださいね。