今日は満月です。天文学的な満月の時間は日本では 16時30分 ぐらいらしいのですが、全国的に天気も良さそうですし、冬は空気も澄んでいますので綺麗な満月がみられるのではないでしょうか。

満月に、なにか不思議な力があるというのは古代から言い伝えられてきたことです。西洋魔術などでは、惑星それぞれに力があるとして、惑星の天使や悪魔などのパワーを借りる儀式などがあります。

一方、密教でも月輪観という瞑想方法があります。満月と自分を一体化して、その満月を最初は家ぐらい、そして村、町、県、日本、アジア、世界、地球、宇宙というようにどんどん大きくすることで意識を拡大していく方法で、拡大したら今度は逆に戻していくのです。

月輪観は比較的簡単な瞑想法なので、意識を操るための基礎として行われますが、5月の満月の夜にはウエサク祭りというものが世界各地の仏教関連寺院で行われたりもします。

洋の東西を問わずに多くの人が満月に神秘的な力を感じているようです。実際、科学的に見ても満月の時には地球に大きな変化が起きています。それは潮汐、いわゆる潮の満ち干きです。

満月や新月のときは大潮とよばれ、潮が満ちている時と干いているときでもっとも差が大きくなります。この力は海の水だけにかかっていると思われがちですが、実は地面にも影響していて、数cm~数十cmぐらい地面の高さなどが変化するのだそうです。

これだけ大きな力が人間に作用しないはずがないということで、バイオタイド理論というものが考え出されました。こちらの理論はあくまで仮説の段階を出ていないのですが、満月の日には出産が増えたり、事故が多くなったりするのでは? ということで統計研究がなされています。

科学的な面からもスピリチュアルな面からも、多くの人が興味をもっている満月。今日はふと気が付いたら夜空を見上げてみたらいかがでしょうか? 神秘的なパワーが実感できるかもしれませんよ。