鵜戸神宮の霊石亀石
≪ 鵜戸神宮の霊石亀石 ≫

全国の神社をまわっていると、色々と参拝者を楽しませるような工夫をしている神社にであうことがあります。今回はそんな神社を紹介したいと思います。

鵜戸神宮
(宮崎県日南市大字宮浦 3232番地)

縁結びや安産などで信仰されているこの神社は、洞窟の中に本殿があり、境内が海に囲まれているという、立地的にもとても珍しい神社なのですが、ここでは、本殿の下にある霊石亀石という岩を使った運試しをすることができます。

この霊石は、もともとは海神の娘である豊玉姫が、子供を産むために鵜戸神宮を訪れた時、乗ってきた亀が石になったものと伝えられており、確かにどこか亀を連想させる不思議な石で、その背中部分には四角い穴が空いています。

その四角い穴へと男性は左手で、女性は右手で「運玉」と呼ばれる素焼きの粘土でつくった玉を投げ、見事入れば願いが叶うとされています。

本殿の側に運玉を投げる場所があるのですが、亀石までは結構距離があり、運玉が軽いこともあって、なかなかうまく入りません。運玉は1回で5個もらえるのですが、筆者は1個も入れることができませんでした。

洞窟の中にある本殿も素敵ですし、本当に独特の立地にある神社ですので宮崎県を訪れたときは是非立ち寄って欲しい神社のひとつです。

松尾大社
(京都府京都市西京区嵐山宮町3番地)

松尾大社は大山咋神をご祭神として祀っています。大山咋神は本来、その名前どおり山の所有者を意味する神様なのですが、松尾大社を信仰する人たちに酒造関係者が多かったことから、室町時代以降、日本で一番の酒造の神、いわゆるお酒の神様として信仰されるようになりました。

大山咋神は山の神様なのですが、そのご神体は鳴鏑(なりかぶら)なのだそうです。鳴鏑とは矢の先端につけるもので、このことから、松尾大社では弓矢を使ったおもしろい運試しがあります。それは、底に穴を空けた酒樽へ向かって矢を射るというご祭神の特性を非常に活かしたものです。

見事に穴へと命中すると穴の奥に銅鑼(どら)のようなものが仕掛けられていて、綺麗な音が鳴り響きます。この状態が大吉で、銅鑼に命中しなくても酒樽に残れば吉です。

1回の挑戦で3本の矢をもらえますが、筆者が初めて挑戦した時は酒樽の中に入れることさえできませんでした。ちなみに、大吉、吉、はずれ、それぞれの場合にあわせた記念品を最後にいただくことができます。

2回目に挑戦したときには、見事に中心に当たって銅鑼を鳴らすことができ、もうそれだけで幸運をもらった! というぐらい嬉しかったことを覚えています。記念品もなかなか可愛く、常に持ち歩きたくなるものですので、チャレンジして幸運を呼ぶ銅鑼の音を体感してみてください。きっと忘れられない思い出になりますよ。

まだまだ面白い運試しがある神社はありますので、機会をみて紹介したいと思いますので、ご期待下さい!