夜の神社に行ったことがありますか?

夜に寺社仏閣にいくことはあまりないでしょう。どちらかというと「怖い」というイメージをもっている人もいるかもしれません。しかし、寺社仏閣が好きな人なら一度は夜に行ってみることをオススメします。

筆者が初めて夜の神社を訪れたのは京都の貴船神社奥社でした。貴船の自然音を録音したくて、なるべく人がいない時間ということで夜の 21時頃に奥社を訪れたのです。

貴船の奥社に行ったことがある方はご存じだと思いますが、あのあたりはライトもほとんどなく奥社ともなると、懐中電灯なしでは歩けないぐらい真っ暗です。そんな暗闇の中に鎮座する奥社に恐怖を覚える一方で、昼間よりもエネルギーがよく感じられることに気がつきました。

もともと、奥社はとても強いパワースポットですが、やはり人が多い時間帯は、様々な人の思念などがあり、場のエネルギーだけを感じるのはなかなか難しいようで、人のいない奥社からは本来持っているエネルギーをはっきりと感じることができ、とても新鮮な体験をすることができました。

このことに味を占めて、機会があると夜に神社などを訪れるようになりました。閉門が比較的しっかりと決まっているお寺にくらべて、神社は 24時間オープンになっているところが多いため、どちらかというと夜に行くのは神社のほうが多くなりがちです。

夜に神社を訪れると、昼とは違った顔を見せてくれることがよくあります。たとえば、伊勢神宮はさすがに夜中に境内に入ることはできないのですが、深夜に五十鈴川のあたりから伊勢神宮を眺めていると、夜空にとても強い、きれいなエネルギーがきらめくのが見えました。

そのときは何のことかわからなかったのですが、あとから聞いたところによると、伊勢神宮では、一般の人には公開されないような祭事を深夜に執り行うことがあるのだそうです。「あのときの光はそれだったのか!」と納得することができました。

こんな風にいろいろとおもしろい体験をすることができますが、夜に神社を訪れるときには注意してほしいことがあります。まず1つめは、神社の閉門時間です。筆者は夜の神社巡りに味を占めたときに京都の晴明神社を訪れたことがあったのですが、大きな門が見事に閉まっていて、無駄足になってしまいました。

無駄足になるだけならばまだいいのですが、門が開いているからといって勝手に入ってしまったり、ましてや騒いだりするのはとても迷惑ですので、きちんと 24時間参拝オーケーな場所をチェックした上で訪れてください。そして、くれぐれも騒いだりはしないようにしてください。

また、夜に訪れると独自の信仰を行っている人に会ったりもします。お気に入りの貴船の奥社では真っ暗な中、一心にお祈りをしている人に出会って、筆者も相手もびっくりした経験があります。貴船は呪いの場所としても有名なだけにちょっと微妙な体験でした…。

まあ、マンガや小説のように呪いを見られた人が、ものすごい形相で追いかけてきたなどということは今までありませんが、場所によってはガラの悪い若者がたむろっていたりもするので、お互いの領分には踏み込まずにおくのがベストだと思います。

なんだか最後は注意点ばかりになってしまいましたが、夜間でも参拝が可能な神社などがお近くにあったら是非訪れてみてください。昼とは違ったエネルギーを感じて、新しい経験ができるはずです。