子どもに「人の悪口を言ってはダメです」ということを教える確実な方法は、やはり自分が「人の悪口を言わない」これしかないだろうな、と思っています。子どもには「悪口はいけません」と言っておきながら、自分は平気で他人の悪口や噂話をしていたら、子どもは何を学ぶか―表では悪口は言ってはいけないけれど、陰でなら言ってもいいんだな、ということではないでしょうか?

「まなぶ」は「まねぶ」という言葉からきているそうです。
学びというのは、真似をするところから始まる。「学ぶ」は「真似ぶ」。
親が子どもに何かを教えるということは、真似をさせることだと思います。
 
そんな私が、娘から逆に教わったことがありました。 
今年の運動会の時、天候が不安定で連日の雨。このままでは、延期になっちゃうかも・・・と心配していたら、運動会前日に学校から帰った娘がプリプリして言いました。
「ちょっとみんな、天気の悪口言いすぎ!先生も友達もみんなして『雨はいやだ』なんて。こんなにみんなして天気の悪口言ってたら、いくらテルテル坊主作ったって晴れるわけないじゃない!!」

実は娘が作るテルテル坊主のパワーは、天気予報顔負け。彼女が晴れを望んで作れば、ほぼ確実に晴れます。・・・が、今回はテルテル坊主パワーが効かないらしい。
娘が言うには、自分は天気と仲良くしているから天気が願いを聞いてくれる。晴れだけじゃなく、雨も曇りもお願いできる。
そして、天気と仲良くする一番のポイントは「天気の悪口を言わない」こと。
天気は何も悪いことをしていない。晴れも雨も曇りも、どんな天気も地球にも人間にも必要なこと。
彼女はその後、雨空に一生懸命あやまっていました。
「みんなが雨さんの悪口を言ってごめんなさい」と。

案の定、運動会は開催予定の翌日に延期になりましたが、延期になった運動会当日の天気予報は雨だったのに、うちの学校のまわりはなぜか晴れ!!

あっぱれテルテル坊主パワー。

天気の悪口、つい言ってしまっていませんか?私は、娘に教わってから言わなくなりました。子どもから学ぶこと、たくさんあります。