参拝でスクワット…って何で?
≪ 参拝でスクワット…って何で? ≫

10月15日(木)から、清水寺への参拝をバーチャルで体験できるという「エア参拝」が公開されました。ネット上でお参りできる神社などもある今となってはさほど珍しくはありませんが、その内容がかなりシュールだったのでご紹介したいと思います。

エア参拝のサイトにいくと音声付きで説明がはじまります。落ち着いた声で進むので一見普通の観光案内のような感じがしますが、よくよく聞いているとこの日本語の説明が結構むちゃくちゃです。

「日常のふとした瞬間に訪れる、あぁ、参拝がしたくてしたくてたまらない」「参拝の前にはひとっ風呂浴びて身を清めましょう」などと、つっこみどころの多いことを、妙に流ちょうな英語の発音とともに語ってくれます。

説明が終わると、いよいよ清水寺の写真が出てきてエア参拝が開始になるのですが、いきなりスクワットをさせられます! これは産寧坂や二寧坂を昇った気分にするためだそうです…参拝とはまったく関係のない部分に気合いが入っています。というか、PC の前でスクワットをしているのは誰かに見られたらかなり恥ずかしい光景だと思います。

さらにこの説明は、外国人をだまそうとしているのではないか?と思わせるところがあります。「門に入る前に一礼すればあなたの洗練された姿は、人々の尊敬を誘うでしょう」などという説明は、寺社仏閣への礼儀という意味では確かに間違ってはいないのですが、別に門で一礼する人を尊敬する日本人はいないように思えます…。

この他にもお手水の水は飲むものではない、お線香の煙を悪いところにかけるなど、基本的には正しい礼儀に対して、「お手水の水を飲まないのは上級テクニック」「煙を頭にかけることで日本のテクノロジーは飛躍的に発展したのかもしれない」など、微妙に??というような情報を付け加えてくれます。

上記でご紹介した他にも、つっこみどころや不思議な表現はたくさんあるので、興味がある人は一度この「エア参拝」をしてみることをオススメします。

清水寺の写真自体はとてもよく撮れていますし、「エア参拝」が終わった後にはオプションとして音羽の滝や胎内巡りなどといった清水寺の名所を写真で見ることができるようになっていて、そのあたりは非常に良くできています。

若干日本を誤解させる可能性があるような気もしますが、清水寺という歴史のあるお寺がこんな企画を許したというのは素直に賞賛したいと思います。ちなみにスクワットは全部で 30回させられます…。

エア参拝