座敷わらしの旅館が火事に

座敷わらしが出る旅館として有名な岩手県の 「緑風荘」 が 10月4日の午後8時頃に火事になりほぼ全焼してしまったそうです。住む場所をなくした座敷わらしはどうなってしまったのでしょう?

緑風荘といえば、座敷わらしが住んでおりその姿を見ることができると評判の岩手県二戸市にある旅館で、たびたびテレビなどにも紹介されていました。座敷わらしがよく出るという 「槐(えんじゅ)の間」 は常に予約がいっぱいで、筆者も数年前に予約しようと試みたのですが、すでに2年先まで予約が埋まっていました。

報道によるとボイラー室付近から上がった火の手は、かなりの勢いだったらしく、宿泊客や従業員などにひどい怪我はなかったものの、建物はほぼ燃え尽きているようです。実際、鎮火後の写真を見るとかなり建物は崩れて、消し炭が山となっている無残な状態になっていました。
「槐の間」 はテレビなどでご覧になった方も多いかもしれませんが人形などが大量に置かれていて、ちょっと異様な雰囲気でしたが、あれらの人形もすべて燃えてしまったのでしょう。

この火事のニュースを聞いてまず最初に思ったことは、座敷わらしはどこに行ってしまったのだろう? ということでした。家を守るはずの座敷わらしがいたら火事は出なかったようにも思えますし、もしかしたら激しい炎にもかかわらず 30人近くの人が無事だったというのは座敷わらしが守ってくれたおかげなのかもしれません。そのあたりは実際に現地に行って、座敷わらしに直接聞かないとわかりませんが、一つだけ確かなことがあります。それは、座敷わらしが住処をうしなってしまったということです。
これからどんどん寒くなっていく東北で、座敷わらしは新しい住処を探してさまようのでしょうか? 緑風荘が再建されるのかどうかは今の時点ではわかりませんが、座敷わらしが居心地のいい場所を見つけられることを祈ります。